ナルコの神

 

監督 ユン・ジョンビン

キャスト

ハ・ジョンウ…カン・イング

ファン・ジョンミン…チョン・ヨハン

パク・ヘス…チェ・チャンホ

 

 

ネトフリドラマシリーズ。

 

ハジョンウ見たさで視聴。

中身が麻薬もの&ドラマなので

なかなか手を付けずにいましたが

彼様がネトフリ止めてディズニー+に変えるかも、

というので急いで頑張って見たわ。

 

実話を元に、からのフィクションもの。

まあどこからがフィクションなのかですが

一般民間人が命懸けで捜査に協力なんて

とてもじゃないが、ちびりそうな体験をしたものだ。

銃撃戦まで巻き込まれてさ。

よく命助かったわ。

 

スリナムという国で起こった出来事です。

ちなみにナルコってワードがひとつも出てこなかったので

どういう意味だ?と調べたら

「麻薬」って意味らしい。

ふーん、地名かと思った。

 

表の顔は牧師で、裏の顔はコカイン扱う麻薬王

というヨハンは常に疑い深い男。

そりゃそうだろーよ。

そういう世界なら、そんなに簡単に人を信じるわけないっしょ。

だけど牧師wwというところが笑えるポイント。

この役を演じた人は、たぶん初見かも。

猜疑心の塊でうさん臭い役が似合ってました。

 

自分の組織の中に裏切り者がいる。

そいつは誰だ!

と、疑い勘繰るところが緊張感があって好きだわー。

そのハラハラ感と、イングの口のうまさが余計に楽しい。

 

何話か見ていくうちに

演じてる人たちに思い入れが出始めてきて。

 

お堅い国の情報院役のパクヘスがク・サンマンとして

チンピ―みたいな恰好をして唾吐いてるシーンは

わざとらしくて笑える。

 

中国人チャイナタウンボスのチェン役、

チャンチェンは見事にカッコいい。

終始カッコいい。

 

ヨハンの右腕ギテは途中から見方が変わった。

この役としてはピッタリとハマってた。

ギテ役やった俳優さんはいつもこんな役ならいいのに。

 

まあ、そんな中でやはりハジョンウは別格。

途中、古舘伊知郎に見えてきたんだがどーしてだろう?

よくしゃべるキャラだからか?

ちょい、最初の方の髪型嫌いでしたが

久々にお顔見たので大満足の私です。

 

内容の感想になってなくてスマソ。

 

一般人がここまで体張って協力したのに

報酬がお金じゃなく、バーを1軒任すとか

とんでもないこと言ってくるお国の人!

せめて最低でも3000万は欲しいよね、って思う。

 

お金はないと困るけど、ほどほどで。

女性は現実的に物事考えるが、

男性はロマン(ここではお金)を求めるのよねー。

 

コレを見た後、

動画で「ナルコの神」の5人が集まって

クイズを出し合ってました。

なんだか皆、仲良しだったわ。

ジョンミンさんが気さくで面白い人でした。

 

 

雨を告げる漂流団地

 

監督 石田祐康

声 

田村睦心…コウスケ

瀬戸麻沙美…夏芽

村瀬歩…のっぽ

 

 

題材は面白いなーと予告で知って鑑賞。

古い団地が取り壊されることになり

そこに忍び込んだ小学生たちが

突如として団地まるごと海に漂流してしまう、

というファンタジーなアニメ映画。

 

でもね、さあどうする?

ここから話し広げるの大変だよと思ったし。

案の定むりやりな設定になっていくし。

 

少年のっぽに擬人化してた団地精霊くんみたいなのが

一番インパクトがあり、興味持ったわ。

でも彼の正体はハッキリとさせず、

体から草が徐々に覆っていく。

しまいには所々から花も咲きだして

可愛いらしいw

あ、、、、もしかして団地の地縛霊なのかしら?彼って。

 

作った人たちはたぶんほとんどが若者なんでしょう。

設定もイマドキだし、なにより名前が現代風。

コウスケのことが好きなレイナなんて、

変換しても出てこない今風の名前だし。

 

もう小学生とかに接してないから

忘れちゃってるけれど

最近のアニメは

小学生年齢のわりには考え方が大人びてたりするので

見ていて小学生っぽくないのよね。

まあこの映画に関しては

多少子供っぽさもあったりして

こんな非常事態にどーでもいいケンカなんかもしてたわ。

 

ホント昔の団地は

ファミリー層、特に小学生の子とか多くて

にぎやかで、お祭りとか子供会とかあったりしてたのに

今では高齢者が中心になってしまってる。

少なくとも、うちの方では。

祭りや運動会もなくなってきてて、変化が寂しいっすね。

 

うーん、伝えようとしてるメッセージが

最終的にわからなかったです。

 

 

 

 

 

 

レフト 恐怖物件

レフト ー恐怖物件ー (字幕版)

 

 

監督 デヴィッド・コープ

キャスト

ケヴィン・ベーコン…コンロイ

アマンダ・セイフライド…スザンナ

エイヴリー・エセックス…エラ

 

 

ん?これはホラー映画なのか?

ベーコンさんがホラーなんて。

しかし、映画のセリフの中でも

おじいちゃん扱いされてたけど、

いつの間にか目じりのシワが多くなってきたのね。

そりゃあもう60代だからな。

全然若いですが。

 

ビックリ度がなし。

だから怖いの苦手な人も見て平気な映画。

幽霊やオバケがどうのってわけじゃないし。

恐怖物件だけどww

 

ストーリーの見せ方としては

最初っからわかりにくく、間延び気味。

もう少し練った方がいいんじゃない?と

思いましたが

照明、ライトの使い方はピカイチでした。

うまい照明の当て方で恐怖度が増してます。

恐怖っていうか、感心して見てたわ。

 

家がどんどん迷路のようになっていき、

なんだか楽しい。

日本じゃこういう設定できないもんね。

視覚で楽しむって感じ。

 

ベーコンさんと赤ずきんアマンダのビジュアルで

どうにか救われてる映画かもしれません。

で、結局あの民泊物件の家主って

誰だったんだよというのが明かされず

モヤる終わり方でした。

 

 

 

 

 

 

レフト ー恐怖物件ー (字幕版)

チェチェンへようこそ ゲイの粛清

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー

 

 

監督 デヴィッド・フランス

 

 

ドキュメンタリー。

チェチェンでは同性愛者とわかれば

市民にボコられ、警察ではリンチに。

その後、家族に引き渡すが家族の手で殺せと命じる。

 

なんだか、おかしない?

ロシアに属する共和国、らしいチェチェンという国。

今おこなわれてるウ・ロ戦争の方が

市民を巻き添えにして

よっぽど非道で残虐なことしてるのに

なんでいちいち人の恋愛に規制以上のものをかけて

殺されなければいけないんだ?

 

LGBTの活動家たちによって匿われてます。

素性が知れたらヤバい彼らはデジタル加工で

顔を変えて話してます。

これがねー、ディープフェイクという優れもので

とにかく今の技術はすごい。

 

最近、日本のバラエティでもこれが導入されてて

「すげぇ!面白れぇ!」って驚きながら見てました。

ザコシショウなのに顔だけ麒麟の川島で

いろんな表情したりしてるの。

ザ・バラエティだったんで粗がかなり目立ってたけど

顔の上に顔のっけて、しかも動くんで見入っちゃった。

 

ある一人の青年が

記者会見を開いたことによって

ディープフェイクされた顔から本物の顔に

戻るシーンもあるんです。

メリメリと加工が剥がれ、元の顔に。

晒していいのかとおののきながら見てました。

 

歌手のゼリム・バカエフさんも同性愛者らしくって

活躍してましたが、途中から行方不明に。

ラストのその後を文字で綴ってましたが「行方不明」。

声がとてもキレイな歌手の人でした。

調べたら嘘か眞か兄弟によって殺された…真意はわからん。

 

この国が、なぜそこまで彼らを目の敵にするのか

理解できません。

アメリカで白人が黒人差別した理由より、

はるかに浅いと思うんだが。

民族、宗教の教えでそうなのか

首長の個人的な毛嫌いからくるものなのか、

差別が好きなのか、戦争が好きなのか、ただヒマだからか。

 

しかもこのドキュはつい5~6年前のもの。

悠長にプラカード掲げて

LGBTのデモ行進したりしてる国もあれば、

同性愛者だということを知られれば殺される国もあり。

 

この活動にスポットを当て、ドキュにした制作サイドは

なかなか考えさせられる社会派な作りでした。

そして、あの暴行を決して許してはいけない。

チェチェンのことを今回初めて知ったし、

こういう残酷リンチ行為を許してる国というのも初めて知った。

もっと世界に広めて、もっと皆に知らしめて

LGBTに対するとんでもない法律が変わればいい。

 

ホントおかしな国だわ。

ロシアもな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー

私は貝になりたい

私は貝になりたい

 

 

監督 福澤克維

キャスト

中居正広…清水豊松

仲間由紀恵…清水房江

笑福亭鶴瓶…西沢

 

 

前に見てんだけど10年経ったんでもう一度。

テレビでも何度か映画放映されてたみたいだね。

 

それに、フランキー堺のも所さんのも見てる。

フランキー堺のは初めて見たのはいつだろう。

たぶんA級戦犯という語も知らなかった幼い時。

重くて、怖くて、悲しくて

床屋さんの白衣を着てたのを覚えてる。

衝撃すぎる映画でした。

まだ私も生まれてすらなかったけどね。

 

当時の狂ってた世の中。

「陛下」という言葉を発しただけで

聞いたものは背筋をピシっと伸ばし、姿勢を正す。

上官の命令は陛下の命令。

が、陛下は罪にならない。

陛下と直接話してくだした令でもない。

アメリカ側から言わしたら、そりゃそのとおりだよな。

今では。

 

狂ってたからな。当時は。

命令に逆らえば、

重いリンチを食らうか、その場で殺されるかもしれん。

自分の気持ち関係なく、実行するしかなかった時代。

 

中居くん主演で3度目でしょ。

この戦争からすでに80年が経っている。

一体、戦争を実体験した人が

今はどれぐらいいるだろうか?

語り継がれてはいくし、映画にもなってたりしてるが

いろんな意味で薄まってきてる気がするんです。

 

日本人も進化してきて

昔の人より今の人の方がはるかに見た目が若い。

セットやCGは当時を再現してるように見えるが

人物像に泥臭さを感じない。

泥臭い?うーん違うな。

生きてる必死さが伝わってこないというか、

どことなくみんな小綺麗で、戦争のにおいが伝わってこない。

 

しかたがない。

みんな体験してきてないから。

ド貧乏して生き抜いてきてないから。

だから、もうこのリメイクはしてほしくない。

 

衝撃を受けた映画だけに、好きなんですよ。

たぶん脚本が好き。

グダグダ言いつつも、この中居くんのも見てて

自然といつの間にか涙がいっぱい溜まってたし。

 

あ、草彅くんも出てきた。

鶴瓶も出てきた。

きっと休憩中には笑える雑談しまくってるんだろうな。

なんて、余計なことが頭によぎる。

 

家族に手紙を書く豊松。

中居くん、模倣犯の顔してる。

死刑執行。

呆然自失の豊松。

中居くん、ATARUのような動きしてる。

ああ、ホントによけいなことばかり思ってしまいます。

 

そういう余計な隙を与えないぐらい

深く重く、希望絶望の繰り返し悲運男豊松を

観たかったです。

 

それと!

エンドロールで突然にミスチルの曲!

あれ、いらんよ。台無し。

 

 

 

 

 

 

 

私は貝になりたい

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(吹替版)

 

 

監督 キャシー・ヤン

キャスト

マーゴット・ロビーハーレイ・クイン

ジャーニー・スモレット=ビル…ブラックキャナリー

メアリー・エリザベス・ウィンステッド…ハントレス

 

 

吹き替えで観ちゃったわ。

言わずと知れたジョーカーさんの恋人ハーレイ。

映画ではジョーカーと破局した後の

はちゃめちゃブリを描いてます。

 

スーサイド・スクワッド」も見てはいるんだけど

忘れちゃってる。

登場人物もいっぱいで、その中にハーレイもいた記憶しかない。

 

演じてる人はスーサイドと同じマーゴット・ロビー

彼女のハッキリした顔立ちが

メイクと服の奇抜さでより強調されて…くどい、くどすぎる。

途中でお腹いっぱいになってくる。

 

ハチャメチャしてるんだが、

ハーレイのキャラというよりも

途中から何が起こっても超ポジティブな小悪党の女子

にしか見えなくなってきたのは何故?

イカレ具合がハンパなのかしらね?

 

戦いアクション多いよ。

ストーリーよりもアクション多め。

武器も使ったりしてはいるものの

ドスン、バーンという本格的な銃撃戦ではなく

オモチャに毛が生えたようなものを使用。

一生懸命演技として頑張っているのですが

やられた男側はなぜか痛そうに見えない。

 

遊園地での最後の戦い。

女5人衆で女子チームを組んで

ブラックマスク率いる手下たちとの戦い。

 

ハーレイと歌手とおばさん刑事と

クロスボウと子供。

女子が戦う闘う。

ぶっちゃけ動きはかなりアクションシーンとしては劣るのに

体張ってるからついつい応援したくなってしまう。

 

魅力あったのはクロスボウのハントレスかな。

背も高くカラッとスッキリした感があった。

ちゃんと戦う目的があったし、頼れるお姉さんでした。

 

狂いすぎてない、ただただ濃いキャラのハーレイでした。

 

 

 

 

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(吹替版)

裏アカ

裏アカ

 

 

監督 加藤卓哉

キャスト

瀧内公美伊藤真知子

神尾楓珠…ゆーと

田中要次…アパレル社長?

 

 

神尾君、ずいぶんまた大胆な役を引き受けたもんだ。

ってかまだ名前が売れる前の映画なのかな?

松坂桃李もこの手のハダカお色気SEXシーン映画も

やってたことだし、

かの有名なウォールバーグも名が売れる前は

アダルトビデオ男優の役で

不埒なSEXシーン満載の映画にも出てたし、

通らなきゃいけない道なのかしら。

 

にしても、かなり神尾君はブサイクに見えました。

そして役不足

合ってない。足りないものが多すぎ。

たぶん、この頃は演技力がまだまだ。

 

裏アカとかって

私はTwitterInstagramもしてないので

なんとなーくの存在かもしれませんが

そんなにもう一人の自分の存在って必要?

ダークな面ってことか?

 

いやいや、表の顔も裏の顔も

どっちも持ってるもんでしょ。

本当の自分ってどっちも自分なんだよ。

おかしな話だ。

 

ただ恋人もいず、仕事も不調で

フォロワー?も職場の同僚より劣るし

いろんな意味で引け目を感じ、

なにかで誇りたかっただけのこと。

方向性を間違えた、ただの寂しがり屋さんでした。

 

主役の女優さんは知らない人でしたが

何もかも失ってフラフラとスウェット着て

さまよってた時のスッピン顔が

一番かわいいと思ったわ。

 

寂しさ埋めるために

知らん男と寝ても寂しさは解消しない。

ましてや、

ゆーとくんみたいな超ドライ男に心奪われても

潤いがどんどんすり減らされていくだけ。

早く気づきなさい!って映画見ながら何度思ったことか。

 

裏アカ取ってもう一人の自分になりつつも

通りすがりのセフレと同じ扱いにされ、

セフレより劣る「させ子」になってるし。

可哀想な人だ。

 

まあね、こんなのも若いうちだから出来るんであって

砂をかむ思いをして人生経験積んでいくんでしょうね。

年を重ねて振り返れば

やってきたことを抹消したくなるような苦い思い出に変わります。

 

なんでこんなの映画にしようと思ったんだろ。

警告?

とりあえず、ゆーとという人間は血が通ってなさそうで

こわいなという印象。

 

 

 

 

裏アカ