ニューヨーク冬物語

 

 

監督 アキヴァ・ゴールズマン

キャスト

コリン・ファレル…ピーター・レイク

ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ…ベバリー

ジェニファー・コネリー…ゲームリー

 

 

はい、なんだよコレ!映画。

タイトルからして大人のラブロマンスかと思ったら

タイトル全然意味なし。

かなり大人向きのファンタジー

 

ファンタジーと言っても

うまく辻褄がつかめない

結局運命の人は100年後の少女アビーか?

だったら、なぜ100年前から…というわかんない展開。

 

わからないまま見たんで

途中でラッセルクロウがいきなり惨い顔に変身したんで

ホラーなのか?と迷った。

なんか悪魔らしい。

ウィル・スミスまでちょい役で出てきやがって

これもまた突然に口がガバッ!と張り裂けたので驚いた。

 

だからって、じゃあ主役のコリンファレルは

最初っから見てたら人間であるはずなのに

100年経っても容姿は変わらん。

どこでどうやって人間から泥棒天使にシフトチェンジしたのか?

 

見どころは白い犬の化身で白馬だな。

よーく訓練されてるお馬さんだと思う。

犬には戻らなかったがね。

 

それとフィンドレイの美しさ。

ダントツできれいだ。美しい。

清原果耶ちゃんに似てるが年齢はもっと大人。

さりとてコリンは成田凌に似てる。眉毛が。

 

人間は役割を果たしたら星になる。

そんなファンタジーとしてのセリフはキレイに聞こえるが

このコロナ禍の中で見てしまったので

どうしても素直に聞けない自分がいた。

コロナ前に見とけば、このセリフも美しく聞こえたんだろうか。

 

100年待ってアビーと出会い、

アビーがベバリーのようになり、

また二度目の恋が始まるのならわかるが

100年かけて赤毛の少女を救ったのなら

もっと他の赤毛の人も救えよ…と思ったし。

 

ウィラとの再会は良かったけどな。

 

きれいにまとめたみたいだが

筋ないじゃん、で終わってもうた。

 

 

 

ニューヨーク冬物語(字幕版)

カンナさん大成功です!

 

 

監督 キム・ヨンファ

キャスト

キム・アジュン…カンナ

チュ・ジンモ…サンジュン

ユソン…アミ

 

 

原作がマンガなんだ。

まあそうだろうね。いかにも女のコ好みっぽい。

ブコメとしては見やすかった。

整形が多いと聞く韓国で、この映画に臨むという。

 

が!

カンナが痩せてから、より思ったんだが

まさに木村佳乃とキムタク似の男女じゃんと。

この2人が映るたび、ずっと佳乃&キムタクにしか見えない。

別に日本でこの2人が共演してこの映画を見ても違和感ないわ。

 

あえて言うなら

カンナさん、整形する前に一度痩せてみてはよかったのに。

どっちにしても脂肪吸引だけじゃダメなんで

痩せる努力もこれから怠ってはいけないんだろうし。

で、その後に整形を考えても良かったんでは?

 

原作知らないんでどこまで似せてるのかわからんですが、

犬よ、犬を捨てた?

自分が全身整形で入院するから?

えー、わからない。

「カンナさん、犯罪ですよ?」

都合よくサンジュンに拾われたらしいけど、

犬とカンナが再会しても微笑むことできなかったわ。

 

エンドロールのカンナ友人ジョンミンのオチは置いといて

この友人いい子じゃない。

カンナのお父さんに寄り添ったり。

友達でもそこまでしてくれる子いないよ?

 

そういえば劇中歌「マリア」。

これってどっかで聴いた曲だと思ったら

ブロンディが歌ってたんだ!

キムアジュン本人が映画の中で歌ってるのかな。

かわいい声してるのね。

 

アミがカンナ整形ということに気づいて

仕返ししてたのに

途中からいなくなってしまった。

回収されなかったが、アミはもう歌手生命終わりになったんだろか。

 

さらりと見る分には悪くはない映画かもしれません。

 

 

 

 

カンナさん大成功です! [DVD]

ひとよ

 

 

監督 白石和彌

キャスト

佐藤健…稲村雄二

鈴木亮平…稲村大樹

松岡茉優…稲村園子

 

 

白石監督の作品だったんだー。

孤狼の血2」が公開されるんで楽しみ。

で、この監督の作品は

人の黒い部分を抉り出して見せてくれるのが多いから

ずっと残るんだよなー。

 

まず出演者がやば素晴らしい。

ハズレがない。

「カツベン」では?と感じた音尾さんも

こっちでは非常にハマった役を演じてる。

 

あ…しいてマイナスをあげれば千鳥大悟だけだ。

顔パンパンやね。なぜ出演した?

 

健くんのやさぐれ感。

亮平君のおどおど感。

茉優ちゃんのはすっぱ感。

 

それに軸となる裕子さんのこはる役の器。

どうしても裕子さんを見ると自分の親を思い出す。

 

あの夜の出来事は

「度胸」があって実行したことではない。

それに雄二との会話で

「お母さんは間違ってない」と主張するところ。

息をのんだ。

なぜ雄二わからん!!!!!!

 

お母さんの行動は褒めたものじゃあないことは

重々知っている。

だからこそ母は服役したのだから。

放っておいたら…

子供たちが殺されてたかもしれない。

子供たちの誰かが父親を殺してたかもしれない。

 

これを見てうちの家族問題を思い出していた。

似たような境遇だったから。

裕子さんもおかんに似てるしな。

 

エロ本のデラべっぴんは何が復刻なのか

わかんなかったんですが

兄妹たちが笑ってたんで一緒に笑えました。

 

雄二が堂下(蔵之介)に向かって

思いっきり飛び蹴りしたとこは

吹き出すほど笑えてしまいました。

 

前日に「ボルベール」という映画を見て

これもダンナがろくでもなく

娘が父親を殺し、母親が死体遺棄したんだけど

似たようなシチュエーションなのに日本とスペインのこの違い。

 

生きてくには、やはり強くないといけないね。

 

 

 

 

 

 

 

ひとよ

ボルベール 帰郷

 

 

 

監督 ペドロ・アルモドバル

キャスト

ペネロペ・クルス…ライムンダ

ロラ・ドゥエニャス…ソーレ

カルメン・マウラ…イレネ

 

 

ジャケット見る限り、花に囲まれ

見るからに色っぽそうなペネロペクルスだから、

さぞかし色っぺー映画なのかと思ったら

全くもって女の逞しさを描いた話でした。

確かに着てる服は色っぽかったが…。

 

冒頭から女たちが

それぞれ自分とこの墓磨きをしてるんで

全くどんな映画なのか想像もつかず。

 

それにあのペネロペが

洗濯の仕事してたり、清掃の仕事してたりと

あまりにもセレブっぽくない仕事についてるんで

少し驚き。

でも、それでも色っぽさがにじみ出てるペネロペ。

うぅ…同じ人間なのにどしてこうも違うんだろう。

 

前半はなんて奇怪なドラマだろうと思って見てましたが

徐々にコトの真相が明るみになってくにつれ、

一応犯罪と言われてることはどーでもよくなり

前に進んでいくしかない母娘たちに好意を持つように。

 

ちょくちょく出てくるアグスティーナも

どうか真実を誰か言ってあげて~!と。

ベリーショートが似合うこの女優さん、カッコいい。

 

そうだね、女は男に比べると力はないけど

切り替えも上手いし、機転が利くし、

何よりもいざという時にゃ全然フルに逞しさが湧く。

 

ここの土地の人の気性だからか、

スペインという国柄なのか、

ドヨーンとした暗さがない。

脳天気ということじゃなく、

ライムンダにしても、その母にしても

腹が据えた生き方してるんだ。

 

その美貌でこなしてきたペネロペも

こういう役ができるってこともなんか嬉しい。

話題になったオシッコシーンまで…素晴らしいが、

何もそこまで見せなくても。

監督は変態なのか?

 

ペネロペ見れただけで目の保養になった。

 

 

 

ボルベール<帰郷> (字幕版)

カツベン!

 

 

 

 

監督 周防正幸

キャスト

成田凌…染谷俊太郎

黒島結菜…栗原梅子

永瀬正敏…山岡秋声

 

 

カツベン=無声映画の横で解説する活動弁士

この言葉を知っただけでも儲けもの。

映画公開前にテレビで成田君がインタビューされてたっけ。

 

サイレント映画って

元々のストーリーはもちろんあるんでしょうが

弁士によって恋愛映画にもコメディ映画にも

化けてしまうとこが面白かった。

 

ノートルダム~や

火の車お万の似せた版「火車お千」なんて

良く出来てるし。

後で知って驚いたんだけど「椿姫」。

あ!岡田真澄が出てるの?なつかしーーー、

と思ったら、城田優が演じてた。

ずっと最後まで岡田真澄かと思ってたわ。

 

弁士によって語る口調に各々特徴があり、

それによって面白さが変わるのは見ていて楽しい。

高良君や井上真央がちょっと憎い悪役ってのも

ふだん見慣れてなかったんで「おっ」と感じたし。

あ、コヒさんもだ。

 

いろんな役に挑戦している成田君も

このカツベンの弁士役はかなり勉強したんだろうな。

男女の声色を使い分けなきゃいけないし、

独特の話し方や、間のとりあい、声の強弱とか

知らないけど緻密な計算で語るとこもあるかもしれない。

 

大正時代って15年ほどしかなく

結構短い歴史かもしれないんですが

音楽に関してはなかなか好きな曲が多い。

 

エロ夢二さんも活躍していたし、

映画の中で沢井松子が着ていたような

イカラファッションも可愛いし

なんかいいんだな、大正時代。

 

いい喜劇っぷりを見せてもらいました。

 

 

 

 

 

カツベン!

コッホ先生と僕らの革命

 

 

 

 

 

監督 セバスチャン・グロブラー

キャスト

ダニエル・ブリュール…コッホ

テオ・トレブス…ハートゥング

アドリアン・ムーア…ボーンシュテッド

 

 

ドイツでサッカーを広めたコッホさんの実話らしい。

でもちょっと脚色されてるんで

実際は違うらしいよ。

 

1874年のことだからずいぶん前か。

今じゃサッカーはどれだけ強いドイツだってのに

このころはサッカーのサの字も知らず、

ましてやイギリスの野蛮な蹴りボールと言い張り

頑固一徹な教育者の上の奴の反対制圧。

 

それでもまだヒトラーの時代ではないんだよね。

それ以前の話なんで。

これからもっとドイツは服従制が強くなると思うと

コッホ先生から教わった子たちは

どういう成長を遂げたんだろう。

 

ヨスト・ボーンシュテッド役の子が

これまた可愛すぎて!

学校は階級の上の子たちばかりのなかで

普通、いや少し生活に困窮した子を受け入れる

教育方針はやっぱり差別が生まれるのか。

 

で、これ見て感じたことですが

ストーリーとしては

めでたしのような感じのラストでしたが

問題は解決したのか描かれてない。

 

ボーンシュテッドは退学になったから

もう学校に戻れないのか?

張り切って活躍した視察団が見てるサッカーの試合。

それに免じてまた学校に戻ることはなかったのかね。

 

コッホさんのちょっとした歴史を知れた映画としては

成り立つのかもしれないが

いろんなトラブルはコッホさん自身は何もしてない。

「たまたま」、生徒や周りが動いたおかげで

運よくいい方向に、都合よく話が進んだだけであって。

完全なノンフィクションではないからな…。

 

モヤモヤが少しありますが、飲み込むわ。

それでもチームが一体になって団結して

成し遂げるっていうのは

見ていて気持ちがいいものだ。

スポーツはやっぱりいいね。

 

いじめっ子だったハートゥングが

自分の父親を突き飛ばして

生徒たちのとこに駆け寄ったシーンは

スカッとしたわ。

 

 

 

 

 

 

コッホ先生と僕らの革命 (字幕版)

ボーダー 二つの世界

 

 

監督 アリ・アッバシ

キャスト

エヴァ・メランデル…ティー

エーロ・ミロノフ…ヴォーレ

ヨルゲン・トーソン…ローランド

 

 

すっごいものを見ちゃったような!

想像をはるかに超えてたんで

ビックリしました。

ファンタジーと言えばそうなんだけど

ホラーでもないし、ドラマ?

 

冒頭から「?」でした。

主人公のオバサンに目を奪われ、

ひくつかせた鼻にまた目を奪われ、

搭乗者として現れた人(ヴォーレ)が同じ顔???

それにもまたまた目を奪われ…。

 

サクッと言えば

北欧の妖精だか妖怪が人間化してるんです。

トロルです。

 

そのトロルがどういうもんなのか、知りませんが

人間と一緒には考えてはいけない。

ヴォーレは男性の容姿で膣があり、子供が産める。

ティーナは女性ですが、持ってるモノは男性器。

この二人が裸になり抱き合い、森を駆け、

虫を食べ、餅のような赤ん坊も出てくるわ。

ん-ーーーーーなんとも目を背けました。

さすがにこの世で一番嫌いあのミ〇ズを食べるのは

ちょい待った!でしたわ。

 

これがアニメならまだいいのですが

いざ人間が演じてとなると

かなり歪に映るし、気色感じるし、

でも怖いもの見たさもあってで

かなりの複雑でスリリングな映画でした。

未知との遭遇をしちゃったっていうのかな。

 

ティーナを演じた女優さん。元はキレイな方です。

20キロも増量したとか。ヴォーレの人もだね。

特殊メイクもすごかったですが、マジに虫食ったんだろか。

 

見始めは驚きますが、

彼らの容姿は見ていくうちに慣れてきます。

虫さえ食わなきゃ、私は大丈夫です。

餅のような赤ちゃんも面白いです。

 

ティーナの心はキレイです。

最後のシーンで彼女は

希望を持ち、幸せに生きていければいいなと思うんですが

さてさて贈られてきたモノの尻尾をどうするんだろう。

彼女のその後を知りたい。

 

不思議な映画でした。

食欲減退しました。

 

 

 

 

ボーダー 二つの世界(字幕版)