雪の華 映画だよ

 

 

監督 橋本光二郎

キャスト

中条あやみ…平井美雪

登坂広臣…綿引悠輔

田辺誠一…若村医師

 

 

これは…少女マンガじゃないのね。

中島美嘉の「雪の華」の歌詞から連想して

作った映画でいいんかね?

 

にしても、中条さんの美貌は

思いっきり少女漫画から抜け出たようにカワイイ。

彼女を綺麗に映すための映画と言ってもいいぐらい。

中条PR&堪能映画だ。

 

登坂君?

初めてマジマジ見ました。

三代目メンバーよく知らなくって。

ファンの人には申し訳ないんだが

特にイケメン顔でもないからこそ映えたのかも。

普通のお兄さんっぽいとこが。

親しみわくじゃん。

もしかしたら自分も…って、あるわけないか。

中条嬢のような美人から突然「恋人になってください」なんて。

 

一体何の病気なんでしょうね。

ちっちゃなころから病弱で、余命1年宣告受けて

薬いっぱい飲んで、

頭痛そうにしたり、胸抑えたりしてるけど

いっぱい食事出来て、走れて…???

スルーしろってのか?

 

この病気は小さいときからなのかわからんが

母親とは離れて暮らしてるし。

 

100万捻出できない悠輔が

美雪を追いかけてフィンランドに行けちゃう余裕。

しかも手ぶらで(笑)

 

恋愛映画のある一定のお約束を見せるために

ここらへんはすべてスルーしてくださいってことか。

 

撮影のためにフィンランドに2回も行ったのかしら。

いいなあ、景色がキレイ。

そしてオーロラね。私もじかに見てみたくなった。

まあオーロラはもしかすると合成かもしれないが

赤いオーロラ出てきた時に

いくらMAX気持ちが盛り上がったとはいえ、

チューしてる場合ではないでよ。

10分で消えてっちゃう時もあるんだから。

 

終わりかと思いきや

エンドロール途中にまだ続きがありました。

なに?どうなったの?

宣告受けたのにオーロラ見たから

幸運が訪れたの?

わかんなーい!!!

 

結局、なんでもアリか。

 

 

 

 

雪の華

最高の人生の見つけ方

 

 

監督 犬童一心

キャスト

吉永小百合…北原幸枝

天海祐希…剛田マ子

ムロツヨシ…高田学

 

 

ニコルソンとモーガンさんの映画のリメイク。

日本版では女性に置き換えられたのね。

 

小百合さんがここまで体張って演じたなんて!

すごーい!!

スカイダイビング、これ本当にやったんでしょ?

宇宙服まで着せられて(笑)

 

安定の演技力の女優さん達ですので

ストーリーにしっかり入り込むことができました。

ムロさんがいいスパイスになってた。

彼がいてこそ、この映画が小気味いいものになった。

 

元々のアメリカのは見てて(だいぶ前に)

似たような年代で立場が違う二人。

日本版は年齢が大幅に違うのね。

 

小百合さんがお母さん役で満島ひかりが娘役って

かなり年齢差がありすぎて

若かったころに夫と出会った…の回想シーンが

おかしなことになっちゃってるけど目をつぶるか。

 

まあどっちにせよ

米も日本も同じことが言えるんだけど

「やりたいことリスト」はお金があるから出来たこと

ってのは間違いない。

マ子さんもセリフで言ってたように

「セレブと出会えたから」実行に移せたわけでさ。

庶民だとこれが最期の一番の収穫なのかも。

 

笑えるとこは

ももクロライブでのムロさんのはじけぶり。

泣けるとこは

小百合さんの挙式での夫からの告白。

 

小百合さん、この年齢でウェディングドレスが似合うなんて

なんて素敵なんでしょう。

(女優だからだよ、隠れた努力をしてるからだよ)

心から素敵だわーと思っちゃいました。

 

で、なんで前川清を起用したんでしょう。

長崎…にも旅で行ったから?

調べました。

小百合さんと同じジムに行ってるそうで。

そこで声をかけたらしいです。

小百合さんからのオファーだったようです。

 

エンディングの竹内まりやの曲も良かったです。

人生、楽しんだもん勝ちですね。

 

 

 

 

 

 

最高の人生の見つけ方

春待つ僕ら

 

 

監督 平川雄一

キャスト

土屋太鳳…春野美月

北村匠海…浅倉永久

小関裕太…神山亜哉

 

 

これも少女漫画からの映画か!

ちょっと邦画を頑張って見ていこうと

若手俳優が演じるのをピックアップしてる。

マンガが実写へって、というパターンが多いな。

 

ついこないだも永野芽郁主演のを見たが

キラキラがまぶしすぎて笑

しかも必ず恋愛ものでは

三角関係がつきまとう。

なーんも起きなかった今までの主人公に

突如として男二人から好かれるという

マンガの世界にはよくあるやつだ。

 

好みもあるが、やっぱり北村匠海はカッコいい。

で、演技もそう悪くはない。

影ある感じが良しだ。

彼ももっとふり幅広げればいいのにと思う。

 

四天王と言われてる面々の役者さんもいい。

高校1~2年生には見えにくいけどね。

小関君はバスケ未経験だったらしいがサマになってた。

タッパもそれなりにあったし。

 

あと作文の内容が

なかなかジーンときたりもした。

「この世界に強い人なんていない。

誰もが弱さや不安を抱えながら、

それでも誰かと同じ目線でいたいと願い

背伸びをして生きている。

いつか、その背伸びが本当の強さになることを信じて」

 

問題は土屋太鳳だ。

原作の女の子がどういうタイプなのか知らないが

なーんか演技へたっぴ?

こわばって笑ってる表情なんて

まるでモノマネ芸人の丸山礼がやってる顔とそっくりでコワイ。

リアクションが薄いキャラクターなのかね。

キラキラしてないんだよなー。

 

恋愛ものだからバスケの試合は二の次みたいな

撮り方で感動も何もなかったけど仕方ないのか。

 

最後の方で

たぶん美月は亜哉ちゃんにお断りの返事をしたんでしょう。

それでも亜哉ちゃんはあきらめずに自信満々気で

「いつかこっちを見てくれるかもしれないから

それまで傍にいるからね」

なーんて言われたら…鳥肌立ちますがな。

ストーカーになってしまうのかぁ!怖すぎですがな。

 

型通りの展開で

お約束もしっかりあって

だから余計に役者の演技の善し悪しがわかってしまって。

 

もう少し邦画、頑張れよ!!!

 

 

 

 

 

 

 

春待つ僕ら

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

 

 

監督 まんきゅう

 

 

ひよこ!!!

じんわり泣けたじゃあないか!

すみっコを見て泣くなんてありえない。。。。

でもやっぱり、コレいい。

 

すみっコはアプリのパズルゲームでしか知らなくて

何度か遊んではうまく攻略できず、

アプリ自体を削除して…を2回もやってのけた。

キャラクターが可愛いからぜひともマスターしたいのに

自分がゲーム下手すぎて進まずイライラするっていう。

 

だからもうゲームはやってないんだけど

誰が誰っていうのを把握してなかったので

せめて映画を見てじっくり判別して見ようと。

 

思いのほか、この世界観にハマってしまった。

たぶんふすみっコのファンの子供たちのことを考えて

声優を入れず、セリフを字幕にしたんでしょう。

そこも良かった。

 

ペラペラと喋らないので展開(なく、

昔話の絵本の世界へと皆を連れてかせてくのね。

絵本には桃太郎の鬼や、赤ずきんのオオカミという

悪役もいるってのに

すみっコの世界観では誰も悪い奴はいません。

みんな助け合って生きている。

もうね、恋愛映画見てるよりキュンキュンしてしまう。

 

みーんな、まあるいです。

みーんな、やさしいです。

 

この映画で、誰が誰っていうのがやっとわかりました。

映画に登場してきたすみっコの子たちだけはOK。

もう一回見てもいいよ、と思えるほどあったかい気持ちになれます。

 

特にサブキャラ、ほこりや雑草までもがいい味出してます。

あとトンカツの端っことエビフライのシッポは大好きです。

食べてくれることが望みなんて…泣けてくるわ。

 

ひよこが幸せになってくれて良かった!

 

イノッチのナレーションが合ってました。

見て良かったです。

 

 

 

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

ひるなかの流星

 

 

監督 新城毅彦

キャスト

永野芽郁…与謝野すずめ

三浦翔平…獅子尾

白濱亜嵐…馬村

 

 

キャ~~ッ!

ホントに少女漫画の世界だね、これ。

いろんなお花畑がいっぱいで。

キラキラしてる。

 

そういう映画なので芽郁ちゃんの

どこをとっても少女漫画のリアクション。

お目目もお口もセリフも。

ついでに顔のズームアップが多い。

悪くない悪くない。

 

で、お決まりなような展開で

恋をあきらめない。

恋愛だけで人生が回ってるかのような

ずっと何かしらで思い悩む三角関係が途切れない。

映画だからしかたないんだけどさ。

 

猫田さん役の人は

時々映画でお見掛けする女優さんだが

これもいい役を演じてる。

「ゆゆかちゃん、顔ブサイクだよ!」

と、すずめに言われ飛び起きたシーンが笑えた。

 

特にこれ見て

胸きゅんもしなければ、

こんなふうに好かれたいなーなどとも思わず。

ああ、もう私には遠い昔の出来事だからか。

それでも

人に対し、しっかり向き合って考えてるまっすぐさは

何も恋愛だけじゃないので

そこは見習わなくてはいけないなと思ったし。

 

チラッとマンガがどうなってるのか見てみました。

はぁーん。

黒髪デコ見せの主人公はいいなーと。

ただ芽郁ちゃんの髪量が多いからあんな感じになったのか、

私には少々無垢というだけではなく

実写にするとイモっぽさが残るような感じに見えてしまった。

表情がハッキリわかるってのは

あの髪型でいいところなんだけどね。

体育祭のハチマキのしかたがダサかったよ。

 

翔平君はこの手のジャンルには

欠かせない俳優になってるようですね。

恋愛ものにいつもいるよね、彼。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひるなかの流星

守護天使エンジェル

 

 

監督 ムムターズ・イルディリムラール

キャスト

ホーリー・ジェイコブソン

ペトラ・ブライアント

マリア・フィギンズ

 

何処の国の映画で、誰がどの役なのか知らないが

とりあえず

ジャケットの女の子のコンタクトした顔がコワイ。

一体どんな映画なのか。

 

 

と思い、見てみたら

小学生が想像して書いたかのような内容でした。

 

ただただ虐待。

たぶんに実の親子だろうに

あそこまで我が娘を苛め抜くのかわからない。

 

自閉症のハンナは両親から虐待されてる。

双子の姉エンジェルがいたが

両親の虐待で自殺を選んだ。

 

母親は魔女チック。

ならば父親は魔男か?(笑)

なんで虐待をしてるのかわからない。

普通っていっちゃなんだけど

虐待自体に理解できないのに

虐待を楽しんでいる、親の気持ちがno。

頭がおかしな夫婦なんだろうか?

 

学校の担任と、エレナという自閉症専門教員との

長々したやり取りもしつこいぐらい酷い。

担任パーマー先生が頭パーに見える。

 

死んだエンジェルの霊がハンナに乗り移り

汚い言葉を急に吐き出したハンナ。

どんだけ今までエンジェルは威勢が良かったのか。

だったらなんで自殺なんか選んだのか意味不明。

 

エンジェルとハンナの2役をやってる主人公の少女は

なかなか演技が上手いと思った。

怯えの表情や、怖がってる時の奇声など。

 

あれだけ親を恨んでいて

太刀打ちできず死を選んだエンジェルだが

ハンナの体に入ってからは

意外とあっさり親を殺しちゃって…つまらないじゃないか。

 

で、あれだけの憎たらしい母親なのに

ハンナ&エンジェルが父親を殺してからは

「ひぃ~~~~」って逃げ回るって…情けな。

娘のことをさんざん苛め抜いたのだから

いざという時には娘と対峙しろよ。

 

見てるときにはエレナ先生ってかわいそーと

物語の流れに集中してましたが

見終わり、よくよく考えると

これは現実に虐待されている子供が

こうなればいいな、っていう空想から

映画にしたのかと思うほど単純な作りです。

 

エンジェルははたして守護天使だったんでしょうかねえ。

 

たぶんあの魔女チックな母親は

私が一蹴りしたら、

小声でブツブツ言いながら逃げてく奴でしょう。

超痛いデコピンを食らわせたいです。

 

 

 

 

 

守護天使エンジェル(字幕版)

ピンクとグレー

 

 

監督 行定勲

キャスト

中島裕翔…白木蓮

菅田将暉…河田大貴

夏帆…サリー

 

 

ジャニーズ加藤シゲアキの小説を映画化したもの。

それすらも知らず見てみました。

 

夏帆ちゃーん!

変わりようがすっごい!!

清純な夏帆ちゃんを多く見てるため、

こんなイカレタ女優役なんて初めて見たし

声まで低くガラガラ。

 

菅田君も変幻できる俳優だし、

面白いぐらいに幾通りの役をこなしてる。

グレーの世界になった時の最初の菅田君は

誰かと思ったわ。

何者?って感じでした。

 

主人公の中島君も頑張っているよね。

ドラマ数多く出てるの知ってる。

この世代の役者陣に食らいついていってた。

でも、まだ及ばなかった。

菅田&夏帆がすごすぎて。

あと出番多くはなかったのに柳楽くんの存在感も。

 

原作は読んでないけど

映画では大きな変更もしたとか。

演者たちの多面性をより引き出して

見せてくれたのが映画での成果かもしれない。

 

グレーの世界になったら少々冗長気味だった。

あの転換は知らなかったので世界が変わったとたんナニ?と

最初は戸惑ったけど

ミステリアスさだけを残して

見ている側はなんもスッキリしない。

 

特に、特に蓮吾の死の動機ね。

いくらセリフで説明してくれたとはいえ

なんで姉ちゃんと同じ日に死ななきゃならんの?と

疑問しか残らなかった。

 

行定監督だから

それなりに美味しく料理をしてくれるのかと期待したら

たいして見た目より美味しくないじゃんってなった。

 

一番おいしいとこどりは

存在感で圧勝の柳楽君でしょう。

台詞多いわけでもないしw

ちゃんとグレーのスーツに

ピンクのストライプとネクタイはめて

タイトルと掛けてる。

 

面白しょーもな( ´艸`)

 

 

 

 

 

ピンクとグレー