アヒルと鴨のコインロッカー

観てよかったなあと思える映画でした。
題名がヘンテコだし、岳ちゃんと瑛太だぁ~?地味かもなあ、
と思ったのがお恥ずかしい。

瑛太ファンには悪いが、今まで彼はもやしっ子のような
今で言うと草食系のイメージが強くてあまり好きではなかった。
この映画で彼の役は河崎と名乗る謎のオトコなわけだが
種明かしをするまでの部分にとても惹きこまれる。

公園で日本語を教える龍平くんのファッションと髪型、顔つきが
父親とだぶるほどワイルドに映ってハッとさせられちゃったよ。
やっぱりいつも魅力的な人だわ。

人物評価はこれぐらいにして、原作があったのね。
ぜひ読んでみたくなったなあ。
動物虐待のシーンはなぜここにこういうのを使うか許せないけど
車上荒らしやひったくりでは話の流れ上ダメなのか?)
時間軸をずらして、実は…と解明されていくとこは
うまく伏線がつながったので徐々にスッキリしていったもの。

最後にアヒルはどうなったんだろう。
あと、「○○に気をつけろ」っていうのは正体バレだから?
うー、小説読んで全部をスッキリさせたい。