仕事編:客

温泉っつーか、スパ銭に勤めて約3カ月。
館内にある食事処で仕事してるのだが
ホントにいろんな客がいるもんだ。
最近立て続けに出くわした客をご紹介。


◎蕎麦湯オヤジ

フロア係りに何やらガミガミ怒ってる一人のオヤジ。
なんだぁ?と思い割って入ると「ソバ湯はないのか」と言う。
「申し訳ない、ウチでは提供してない」という旨を伝えると
もっと興奮して怒りだしてきた。
「蕎麦湯がないわけないだろう!」とグダグダガミガミ。
運よく?後から来た他のお客さんがソバを注文したので
別鍋でソバを茹で、蕎麦湯を渡したぜ。
へっ!ウチはそば屋じゃねーんだよ。
うどんもソバも同じ湯で茹でてんだよ。
本格志向を求めるなら銭湯じゃなくそば屋へ行きやがれ!
チャンチャン♪


◎濃い目男
最初の一杯目のウーロンハイから「濃く入れて」と注文。
まあ、そういうお客さんは多いので気持ちよく応じてはいた。
しかしその客、飲むペースが速く
何回もおかわりしに食券持ってやってくる。
そのたびに「濃い目でね」と言う。
客が真正面にいる手前、私も何度も「濃いめで」と厨房に通すが
5~6回おかわり通したあと
「限度ってもんがあるからな」と厨房側から言い分が。
そりゃそうだ。あがったりになっちまう。
小声で伝えたよ。
「しつこく濃いめというけど、あとはフツーに入れてちょんまげ」
濃い目男はその後も「濃いめで」とおかわりを続けたが
標準で割ってるチューハイを知らないで飲み続けていましたわ。
チャンチャン♪


◎のぞかれオンナ
これは他の2人の従業員が客側からクレーム入ったと言われたそうだ。
客に品を渡す受け渡し口がしきりとしてあるのだが
普通に立ってるとしきりの上下の幅が狭いので
前かがみになってお渡しする。
たまたま客足が減り、館内の様子はどうだろう、と
その受け渡し口からひょいと前かがみになり辺りをのぞいたそうだ。
そしたらある女が
「顔を出すな。のぞかれてるようで怖い」とクレーム。
オマエが食ってるところを凝視してるわけじゃないだろーに。
つーかオマエを見てないし。
ここは昔ながらのラブホとか、怪しい店ではありません。
顔ぐらい見せてもよかろーに。
チャンチャン♪


◎ドンキのレジで
仕事とは別な話ですが、ドンキホーテに客として行った私。
レジ後、袋につめていた私の後ろで
なにやらオバハンがレジの人にギャースカわめいてる。
どうやら打ち間違えたらしく、再度レジ精算することになったようだ。
「なに考えてんのよ!」
「どうでもいいけど早くしてよ!」と怒り心頭の様子。
オバハンと一緒に来てたオジサンはなだめるわけでもなく
怒るわけでもなくひょうひょうとしてる。
レジの女の子も凹みながら謝ってるのにオバハンの怒りMAX。
聞いてて、その言動にとても不愉快な気持ちになった。
チャンチャン♪


なんでこうも客ってワガママなんだろう。
ナニサマだと思ってるんだろう。
人間ってやっぱり変だ!!!!!