サウス・バウンド

過激派アナーキストの父親(トヨエツ)と
闘争で裏切った仲間を刺した過去がある母親(天海)を
持つ子供たち。

と、子供がどういうふうにして成長していくのかを綴る映画かと思ったら
ちょっと前半、後半で違いが…。

子供が主人公じゃなかった。
メインを前半の東京下町と、後半沖縄の
どっちにしたかったのかな?

父の思想や物事への見方には一部共感できるものもありますが、
私個人の教育論や人生観とは少し違うようなとこもあったので
「この人の女房にはなれないんだろうな」と思った 笑

ただ、一人の人間として見るならば
「命を燃やして生きてるなあ。
本当の自由人って社会や時代にとらわれない
こういう人をいうんだろうなあ」
とうらやましい思いもありました。

その考えについていってる共感者(妻)とともに生きていけるなんて
人生に悔いなしなんだろう、とも。

最近は命を燃やしてないので
そこの部分だけはピリッとした気持ちになりました。