わが家の歴史

三谷作品はやっぱり面白い。

これも映画に劣らない出来栄え。
見てしまってからの好きや嫌いはともかく
番宣CMを流してるときからずっと興味を駆り立てられていた。

実際見る機会がとれなくて今に至ってしまいましたが。
三夜連続のを一気に見たから6時間くらい?かかったよ。

ちょい出のみなさん含めかなりの出演陣。
際立ってたのはつるちゃん(大泉洋)と小説家(山本耕史)という
笑かしてくれたクセありキャラ。
ジョニー(寺島進)も。

政子のかつての恋人という役を玉山鉄二が演じたってのは
見ててだいぶ後にわかった。
ずっと気付かないで見てた私。

自分の考えが古風なのか頭堅いのか
それか、あの時代がとっぽい時代だったのか
2号さんとして生きていくというのが理解できないの。

100歩ひいて政子自身が日陰の身でもいいから、
というのはまだわかるけど
鬼塚(佐藤浩市)が政子の親に挨拶しに来るなんて
どの面下げてやってきたんだ?許すわけねえだろ!と私なら追い返しそう。

だってね
あの当時って親の離婚すら少なかった時代なんだよ。
学校の名簿で保護者欄が母親名前って少なかったんだわ。
実(加藤清史郎)が「なんでウチは八女のままなの?」の
問いかけに保護者って政子なんだろうな、と思っちゃった。

そんなことよりぃ~
ホロッと泣けるとこもあったし、ツッコミ笑いできるとこもあったし
久々によい娯楽ドラマを見ました。
やっぱ三谷作品は面白い。