楽に生きる

ここ数カ月の間、いや、1~2か月かな、
いろんな著名人、有名人の訃報でガクッときてるんだ。
寿命で、といわれればそうかもしれないが
そうじゃない亡くなり方をしてる人もいたわけで…。

悲しみと怒りが混同してやるせない気持ちになってる。

よくつかわれる言葉だけど、
一つしかない命なのに粗末にするなよ、と。

鎌田先生という長野のお医者さんがいる。
この方はチェルノブイリの救援活動やイラクへの支援活動にも取り組んでおり、
今回の放射能の問題でも名前があがったので知ってる人もいるかもしれない。

鎌田先生の言葉をかいつまむと
「人の目を気にするな」
「空気を読むな」
「自分に対して忠実に生きろ」

これは心の病になる人に対しての名句かもしれんですが
いつもの生活の上でも行き詰ったときに耳にしても楽になる言葉。

楽といっても
薬に頼りすぎて自分を見失ったり
命を絶つという逃げ道に走ったり
人のこと全く気にせず思うがままに突っ走れって言ってんじゃない。

人間は、自分は、そんな偉いもんじゃない。
時に間違いや失敗だってある。
それは反省しなきゃいけないとこだが、何も八方塞ってわけじゃない。
道は必ずある。
いろんな道があって選択して生きていくのが自分。
行き詰ったら立ち止まればいい。突き進まなくていい。
道を間違えたら戻ればいい。
まだまだ可能性はある。
道がない?見えないだけ。
角度を変えたら道が見える。
少し休んだら道がハッキリ見える。

もっと楽に生きてけばいいと思う。
死に急がなくたって、人はいつか必ず…。