TOKYO!

3人の監督がそれぞれの視点で東京を描いたオムニバス。
その3人は日本人監督ではなく、海外の監督。
オムニバスはねー、嫌いじゃないんで
まあどんなものかと興味を抱きながら鑑賞。

最初の「インテリア・デザイン」はちょいとだけファンタジック?
系統が理論好きな彼氏とポワ~ン系の彼女。
なんだかフランス文学の香りプンプンするかも…
と思ってたら意外なとこに展開。
なんでそうなるの!?アンタそれでいいの!?

次の「メルド」ってやつは狂気?
私はこれは受け入れられなかったな。
監督がなぜこういう発想をし、脚本を書いたのかがわからん。
裁判のとこは間延びしちゃったような気がするんですが。
この爆裂オッサンってば不死身?

最後は「シェイキング東京」といって、香川照之が10年ヒッキー。
一歩も外に出たことがないらしい設定なんですが
一人暮らしならゴミ出しはどうしてたんでしょ?
でもね、いいとこついてます。一番好きかも。

東京なのに東京らしくなかったと思ったのは
私が日本人だからか?
この3人の監督は「東京」に対してこんな角度や視点でとらえてたのか。
だとしたら、東京って色濃い首都じゃないんだなー。
それなら…
敢えて映画にするのでなく「世にも奇妙な~」の話で充分だよ。