グーグーだって猫である

なにこれ?
マンガじゃなく映画のほうね。
猫との癒したっぷりな作品かと思ったら違うじゃん。

猫好きにはたまらない?
とんでもございません。
そりゃもちろん、にま~っと笑顔になるとこはあったけど
全体的に消化不良で駄作だわ。

まず、猫との生活が主体じゃない。
最初の猫サバが死んじゃったとこでホロリきたのに、それだけ。
猫をペットショップで「買う」こと自体が自分の考えと違うし。
外に出すのも違うし。

で、ゴメン。
大島弓子のマンガもついでに好きじゃないんだよ。
森三中がすべってるのよ。
上野樹里の彼氏役もやってることが軽いのよ。
アメショー役の猫が…かわいくないのよ。

いなくなったグーグーを探すのも大変でしょ。
病気しませんように、事故にあいませんように、って
外に出てる以上それはないでしょ。

なんかこの飼い主、全てがやってること半端。
飼い主が病気しても死ぬことなく、
いない間のグーグーの生活も描いてなく、
いつのまにか飼い主退院。盛り上がるとこ何もなし。

あー消化不良。
あ、吉祥寺にちょっとだけ住んでみたくなったという点は○。
サブタイトル「吉祥寺の人々」で良くね?