きみの友だち

出たな!柄本親子!
何気に演技が上手いんだよね、柄本息子君。
注目してんだよね。

はじめのほうの無意味そうな長まわしの間とか雰囲気が
静かな静かな邦画独特のマイナス面かもな、と思ってたら
次第にそれがマッチしてきて
ラストの雲に向かってシャッター切るアングルは残るなあ。

主人公の撮った写真での回顧?
オムニバス形式になっていて、主人公とその周りの群像設定。
一見わかりにくいかも。

特別派手な演出ではなく、大感動や期待もない。
どこかの街の女の子一人に焦点を当てて
その子が接してきた出来事を時系列で追っている。
が、これがまたなんだか懐かしいような。
ああ、昔こんなことで一大事してたよな、と
自分の学生の頃を思わず想い出させてくれるような話が垣間見れる。

親友って言葉は今は使ってるのかな?
やっぱ友達っていいよな、と思わせる話でした。