余命1ヶ月の花嫁

実話ものだし、
ドキュメンタリーでもやってたから
映画としてはどうなんだろう。
あえて映画にまでしなくても…。

という本音を抜きに
あえて映画を見た感想で言えば。

演技はよかった!
瑛太の演技は見るたびに上手くなってきてると思います。
が、榮倉奈々ちゃんが
あまりにも健康的に見えてしまったんです。
奈々ちゃんの演技はいいんですがね。
輪郭のせいなのかなあ。

話がトントン進んでいきます。
いつの間にか一緒に住んでるし
いつの間にか入院しちゃうし
いつの間にか亡くなってしまう。

途中途中で盛り上がりがほしいわけです。
若くしての乳がんの辛さ、
生きていることへの実感、
結婚式、
心の整理、

これは実際の千恵さんがどうこうではなく
製作陣の流れの展開や表現としての乏しさ、力不足なんでしょう。

訴えたいのは何か。
千恵さんの記録なのか
乳がんの恐ろしさなのか
泣ける話にしたかったのか
そのへんがよくわからなかったので残念でした。