希望の国

夏八木勲大谷直子の演技が最高でした。

本当の夫婦みたい。

福島県じゃなく、長島県。

双葉町ではなく、大葉町。

東日本大震災の後に起こった大震災として描いた作品。

場所はどこらへんを想定して作ったんだろう?

南からの風が、ってあったし、避難した若夫婦の車から見える風景が

左に海あったんで刈羽かな。雪もあったし。

どうしても地震原発に関連したものを作りたかったんでしょうね。

ヒミズのときの内容に沿ってないあの壊れた街ではなく、

思いっきりメルトダウンしてしまった近辺の街と人を園流に撮りたかった。

あれから6年が経ったわけですよ。

被災地から少しだけ遠い私はあの日のことを忘れかけていました。

これを見てまた思い出しました。

園監督は痛みを入れる映画を作るのが上手いですね。

ただ私、理解できなかったことがひとつ。

夏八木さん演じる小野泰彦の祖父や父や自分の植えた大木。

そして「この木は刻印なんだ」と言い、あえてその土地から避難しなかった本人。

なのにラストで刻印って言ってたじゃん~~な終わり方。

「生」に食らいついている私は、それには共感できなかった。

だからやっぱり痛い映画だったなあ。