マネーボール

なかなか面白い。
実際野球って体力ももちろん使うが、頭も使うスポーツ。
それをGMとして、より統計というのか理論で勝つチームを作り上げる。
ましてお金もからんでくるんで、いかに低い元手で勝つか。

おもしろい具合に選手は駒として扱われている。
そこにはたいそうな感情は持たない。
スポーツを題材とする映画って、感情がほとばしる青春とか熱血とか
そういうのが軸になってる映画が多いものの
これに関してはデータをもとに分析して…と感情は後回し。

まあね、最後の最後のホームランで良い意味で裏切ってくれたのはよかったわ。

これが上映されてた頃、知り合いが映画館に観に行って
「すっごく面白かったですよ」と絶賛してたっけ。
その彼女、野球は興味なかったのに。
だから興味ない人にも楽しく見れる映画。

ビリービーンが実在の人物だけども
実名拒否したポール・デポデスタ(イエール大のピーター)さんが
役とイメージが違っていてちょいビックリしたわ。