JUNO/ジュノ

あー、これいいですよ。
出だしのジュノが延々に歩いてくとこから(途中CG絵)引き込まれ
ストーリーで「性的に活発な子」とされたジュノに
うんうん若いうちはそういう問題も起こったりするもんだ~と思ったり。

ただここで国の文化の違いなのか?
日本のように重くとらえるか、米のようにどう合理的にしていくか。
妊娠→中絶ではなく、妊娠→里親探し。
そういう手があるんですね。米国は。
つーか、あんな簡単にタウン誌に里子募集とかできちゃうの?

話それますが、昨今の虐待とか遺棄とかのニュースでは
我が子なのに信じらんないことする親が多い中で
何年か前にできた九州の赤ちゃんポストに預ける人の方がよほど良いです。
推奨まではしませんが、命を殺めてしまうことよりも数段救われます。

主人公ジュノはどことなくイーサンホーク似の女の子。
周りの同世代の女の子たちよりは少々変わってるのかもしれんが
それも個性で見ていくうちにキュートに見えてきちゃうんだな。

まだまだジュノ自身が子供だから
疑ってしまうような言葉とか発言もあるんだ。
ドライなのか簡単に物事を考えすぎてるというか。
けれど里親になりたい夫婦への洞察力とか心情は
良い意味でクールに見据えていてて大人だなと思った。

映画だし、たまたま里子が欲しい人が見つかったからいいようなものの。
一応コメディ映画のジャンルにも入っていることだし。
恐るべし16歳の考えって!
年とればとるほど事の重大さが身に染みるだろうねジュノ。