ケープタウン

これ何でケープタウンにしちゃったのかね?
原題通りZULUで良かったのになあ。響きかね?

さてさてかなり際どい犯罪ものでした。
見る人によっては多少グロさがあるのでリアルすぎて嫌かも。

これは南アフリカアパルトヘイトの問題から始まるようなので
歴史的背景を知っておかないと私みたく途中がハテナになりますね。
でもこれだけ重いテーマを少しだけ見やすくさせてくれたのにはありがたいです。

ワイルドに演じてるオーランドブルームには驚きです。
一皮むけたな、っていう感じ。
それに名前をどうしても覚えられない主役やってたアリの人。
この人も好きな役者さんです(でも名前覚えられない)

ぬくぬくとした日本に生まれた私には
アリや事件のいろんなことの痛みが頭でしかわかりませんが
これだけアリが過去のことを抑圧して、マンデラさんの言葉を信じて
生きてきたのに
母親が殺されたとたんプチンと切れてしまった気持ちに同調します。
憎しみしかもう芽生えません。

暗くて重くて長く感じた映画です。