天使のくれた時間

えーーーーー!?
現実のケイトの立場だったら…

これから仕事で成功を手に入れようとパリへの準備。
引っ越しの準備してるうちに昔の男の私物が。
とりあえず連絡してみたら数日後その男がやってきた。

今夜経つから忙しいってのに、その男は「コーヒーでも飲まないか」。
(いやいや忙しいってーの)
いつの間にか男は去ってて、さて空港に。

突然に名前を呼ばれたんで振り返ったら、さっきの昔の男。
「コーヒーでも飲まないか。パリは逃げないよ」
断りゲートをくぐろうとしたら大声で
子供は二人でジャージーに住んで、二人の合言葉は愛してる、だらしい。

あーだこーだと言いながら引き留めてくる昔の男。




いやいや、気でもふれてしまったんじゃないの?と普通は思うさ。
悪いけど…で、さっさとパリに行くでしょう。私がケイトなら。


自己の実現の世界と、愛にあふれた家庭の世界。
もしも違う選択肢をしてたなら。
人生はこう変わっていたはず。
ファンタジーですな。

ニコラスケイジは会社社長もよいのですが、冴えない男もやはり似合う。
ドンチードルもシブイ役もいいですが、ストリート系もなかなかツボ。
夢見たい人にはおすすめの映画です。
私は後ろ振り返ってる時間がないので、空想せずにこのまま突っ走って今を生きます。