紙の月

自業自得女ですか。
終わり方がよくわからなかったんですが、
この女、幸せになったんでしょうか?

若い男と不倫して、銀行の証書偽造、横領。
考えることがすごいですな。
何がそこまで彼女にそういう行動をとらせたんだか。

これ見ているだけじゃ、不満とか何もありそうじゃなかったのに。
すべてが大胆で、とても私にはついていける話じゃあない。

若い男に惚れられたから、逃がすまいとしてお金を?
でも結局はお金を与えたためにその若い男は堕落していったし。

小さい頃の「与えたもう」の幸せをより大人になって実現化させようと?
言葉のすべての意味が理解できなかったため、
人から奪ったものでもいいから不幸な人に与えよう、という何かが欠如人間に。

主人公の行動を見てるとモヤモヤする。
一番よい仕事っぷりをしていたのが、小林聡美演じる隅さん。
隅さんの眼光なり、口調なり、好きだ。
隅さんっていうより小林聡美が演じた隅さんが好きだ。

やったことが中途半端でさ、もっと凶悪になりゃ良かったのに。
ただの自分の生き方にだらしない欲の女にしか見えなかった。