おかあさんの木

戦争に行った体験者ではなく、
送り出した、残された母親がメインの映画。

もちろん当時のクソ戦争の、
天皇のためとかという、考え方にムカッ腹も立つが
一番に涙をそそられたのは
ミツの結婚式の時。

謙次郎さんからもらった恋文を思い出し、
嬉しくて泣いてるシーンがググッともらい泣きしそうになったぜよ。

今の現代の世の中は好きではないが
きっと今の国民は、仮に戦争が起こっても望んで行きはしないだろう。
そこだけは、まあ今は好きだ。

親ならば
たとえ非国民といわれようが
子供を戦争に行かせたがるものか。
本心をも言えぬあの当時は、全てが狂ってた。

ただな、
ラストであそこで終わらせるのは
ちょっと中途半端だったような気がする。

高畑いたよね、高畑。
ちょいでで。列車に。