ビッグ・アイズ

私こういうの好きだなー。
あ、こういう絵が好きだなー。

これってアンビリバボーか仰天ニュースで取り上げられた?
それともゴーストライター的な記事で見たのを
記憶として勘違いしてるのかなあ。
実はずっと自分が描いてたものなんです、ってのが頭にあって。

ティムバートンが監督でしたか。
…どおりで。
でもバートンにしてはヘンテコリンなのは出てこず、
唯一絵の中の子供の目がでかい、ってのだけが印象的な作品です。
ダークファンタジーならぬダークが強調された絵。

あの時代の男性社会、それと二番目の夫の話術と天才的商売魂。
ウォルターキーン(夫)がいなかったら、この画は売れなかっただろう。
金儲けとか名声に目がくらんで、タッグした歯車が狂いだしたのね。

それにしても裁判でのキーンの一人コント、
いや、一人で自分弁護してる様は滑稽で楽しかった。
それをイラつきながら制止してる裁判長も面白かった。

自分が描いた作品だ、とか大ぼら吹くんじゃなくて、
あくまでもマネジメントに徹してれば夫婦で大成功したんだろうに。
実際のあの絵、見てみたいなー。