イミテーション・ゲーム／エニグマと天才数学者の秘密

見終わって放心状態だよ。
頭の中で様々な想いがグルグル回ってる。
実話なだけに、実在の人の話だけに、功績と苦悩とが入り混じって。

主人公の役者さん、ﾄﾞｸﾀｰｽﾄﾚﾝｼﾞの人が意外にも熱演してハマリ役でした。
どこか知的で変人で。
実際のアランチューリング氏と雰囲気似てるのかも。

しかし昔の刑はひどいね。
性的嗜好まで刑の対象とされてしまうんだね。
アランの生きる目的は初恋クリストファーの面影を
マシンに乗り移らせたことであって
アランの生きる望みを奪い去ったのは
クリストファーを想う気持ちを失くしてしまったことなのかもしれないね。

作品の中のセリフに
「ドイツは愛で戦争に負けた」っていうのがあるんだけど
愛って大事よ。
愛すること、愛されることって希望であり生きてく光だと思う。

今こうしてパソコンの前で文字を打っているのも
アランが発明したマシンの進化形でもあるわけでしょう。
彼は数学者でもあり、世界を変えた人でもあるんだね。