あと1センチの恋  感想

キャッチコピー

「いつでも“好き”って言えたのに。」

リリー・コリンズ…ロージー

サム・クラフリン…アレックス

ジェイミー・ウィンストン…ルビー

・女性ならキュンキュンしちゃいそう

50代のオバチャンな私が言うのもなんだが、

こんなピュアな恋愛映画見て

胸ときめき~の、オロオロし~の。

若者よ、特にティーンと呼ばれる女子が見たら

淡くて甘くて胸キュンなる人生を期待しちゃうんじゃないの?

そんなわけないですから~~~~~!

幼なじみの男女が成長して

ちょっとした拗ねた会話から

気持ちを伝えることなく、すれ違いの12年。

それぞれが恋人?を作り

ロージーは未婚の母、アレックスはボストン大へ。

それでも「親友」なんでたまには連絡をとってる2人。

男女の友情は続くのか!?

っていう、究極の疑問を映画にしちゃったんだね。

ロージーの素敵なところは

両親、とくに父親や、ルビーという女親友、

そして何よりも娘を大切にしたってことだね。

夢を断念してまでもお腹に宿った命を優先にした。

里子に出す選択もあったのに母性が勝ったのね。

映画だから話はとんとんと進んでいくけど

現実にゃあ生活環境がかなり変わるだろうし

親の助けあってこそ暮らしていけるものなんだろうな。

カトリックって…中絶できない宗教なんですか。

一方、アレックスはというと

ボストンに行ってからなんとなく顔つきが変わったような。

イギリスにいたときと、ボストンにいる時と

最後のほうの顔つきと微妙に違うような気がする。

年齢の変化じゃなく、きつさって言うの?

シュッとした感じ。

途中、ロージーがボストンに遊びに行ったとき

アレックスとケンカしちゃいます。

「クソみたいな人生に必死にしがみついてる」

「美人の彼女を持ち、大勢の友に囲まれ

 生まれてくる子に寂しい思いをさせない」

というようなセリフをロージーに吐き捨てる。

売り言葉に買い言葉だったからでしょうが

だから何だってゆーの、

必死に生きてどこが悪いんだ?

と、他人事ながらグサッときてる私がいました。

それが本当の幸せなのかなって。

別のシーンで、ロージー

「私の人生より、家族の幸せを大事にしたい」

とメールをアレックスに送るんだわ。

先日書いたブログの「ボクたちの交換日記」も

似たような決断があったよなー。

で、私ってホント自分本位だから家族を作るのに向いてないんじゃないかと

今さらながら思ってしまって少々落ち込む⤵

・挿入曲のチョイスが良すぎ!

センスがいいのってなんのって♪

軽快な曲からしっとりくる曲まで。

ギルバートオサリバンやエルトンジョンの男性歌手も

goodな曲いっぱいありましたが

女性歌手の魅力がグンと増す曲ばかり盛りだくさん♪(^^♪

特にペギーリーとリリィアレンがたまりません。

もうたまらなすぎて胸しめつけられるぐらい切なくって

涙出そうになったし。

サントラ買っちゃおうかな、と一瞬よぎったわ。

それほどイカした音楽が多かったです。

あとイギリスでいいのかな、ロケ地。

そこの街並みね。

オシャレすぎる!

ラストでロージーが田舎にホテルを建てたんだ。

カメラも最後ひきながら終わったんだ。

素晴らしくのどかで田舎。

海と巨大な岩があるのみ。

えー、お客さん来るの?

ここの地の売りはなんなんだろう。大丈夫?

キレイだけど、経営これから大丈夫?

って思った。

・主役のリリーコリンズ魅力度アップ!

うーん、どっかで見たことあったよな。

と思ったら「白雪姫~」の映画の人でした。

そういえば。

眉毛のあたりがブルックシールズ似てるよな。

ってどーでもいいこと想像してました。

そういえば

このリリーちゃん。

フィル・コリンズの娘さんでしたっけ。

もう誰々の娘って言われるの卒業ですね。

こんなに魅力ある演技したんだもんね。

ピンクの頭のお姉さん。

ルビー役の ジェイミー・ウィンストン。

個性的ですがかなりいい味出してました。

薬屋の姉ちゃんから一気にホテルのフロントへ。

頭ピンクでいーんかい!!ww

あと1センチの恋(字幕版)