死刑台のエレベーター 感想

吉瀬美智子…メイコ

阿部寛…時藤

玉山鉄二…赤城

・もう後戻りできない二人に待ち受ける、衝撃の愛の結末とは?

なあんてミステリアスに綴っているけど

本当に駄作かもしれないこの作品。

タイトルは何となく知っていた。

フランス映画のリメイクだったのね。

どういう話かまでは知りませんでした。

リメイクといっておきながら

少しキャストを変えているようです。

警官赤城ではなくてチンピラがオリジナルらしいです。

なんで警官に変えたんだろう。

暗くてどんよりして

阿部ちゃんが出てるのにもかかわらずコメディっぽくなくて

テレビドラマのサスペンス劇場よりはるかに下回る中身。

しいていうなら

キレイな吉瀬美智子様がキレイというだけ。

でも私、吉瀬さん好きじゃないんだよね。

密室劇かと勝手に思ってた私がバカでしたが

映画そのものも、ずっこけ映画でした。

どれだけテレビのボリュームを大きくしても

吉瀬さんも阿部ちゃんも

声を荒げるシーン以外、ボソボソして聞き取りづらくて。

どうにかしてよって思うわ。

もちろんね、途中で眠ってしまったんで

神組長と赤城のやりとりは知りません。

起きたら組長はいなくなっていて

北川景子がトイレでゲロってました。

ピリピリと緊張感が走らないサスペンスは

サスペンスじゃない!

サスペンスっていうのはコッチが息をとめるぐらい

食い入って見てしまうのがサスペンスなんだ!

せっかく良い名脇役陣さんたちが出演してるのに

チープな中身になりました。

薄っぺらい、そう薄っぺらいって言葉が合います。

吉瀬さんと阿部ちゃんは

この映画の中で一度も顔を合わせるシーンがなかったです。

写真や電話では恋人同士なのにね。

やっぱり殺人はバレたらあとが大変ですよ。

やめておきましょう。

死刑台のエレベーター