10 クローバーフィールド・レーン 感想

キャッチコピー

「奴らはあらゆるフォームでやってくる」

メアリー・エリザベス・ウィンステッド…ミシェル

ジョン・グッドマン…ハワード

・J・J・エイブラムスが放つ新たなスリラー

このタイトルからしクローバーフィールドの続編か?

と思うでしょ。

ちょっと違った。

でもこれはこれで非常に手に汗握って楽しめる!!!

もしかして、いやもしかしなくても

低予算で作ったっぽい。

それなのにこんな出来栄えになるなんてサスガ!

密室スリラーだよね、ほぼ。

ハワードのオッサンが言ってることは

果たして本当なのか嘘なのか、っていう推理が

見ている私も参加した気持ちになってハラハラ。

そのオッサンも不思議な人だわ。

あとで思い返すとなんであんな嘘つくんだ?というところが度々。

あえてメーガンじゃない人の写真を見せる必要ないのに。

途中、いきなりのキレっぷりも怖い。

「感謝」するのはわかるが、半分服従に近いような…。

このオッサンの不安定な気分が緊張するわー。

どれぐらいの期間を3人で暮らしてたのかわかりませんが

(エメット君の骨折が治ってないので短期間だったのかな)

身の上話とかは3人集まってもナシだったんでしょうね。

すべてのカギはオッサンの話でしかわからないってこと。

とんでもない世界滅亡説をいきなり語ってきても

にわかに信じられないでしょ。

もう虚言なのか事実なのか混乱度MAX。

でもあの外からやってきた女の人見たら

本当のことだと思うし。

ってか、あの場面マジメに怖かったなー。

頭ガンガン扉に打ち付けての音が怖かった。

やっとの思いで脱出後のSF戦に突入。

これは???

ああ~やっちゃいましたね。

これは無理矢理クローバーフィールドっぽくしての

こじつけでしょう。

見せたかった部分はここじゃないですよね?

あんなものであんなふうにやっつけられるわけないし。

全てを台無しにしちゃいそうですが

敢えて今回は目をつぶります。

そこに至るまでが面白かったんで。

ちょっとだけ推します。

オッサンが違う意味で「クローバーフィールド/HAKAISHA」です。

サイコサスペンスな映画でした。

10クローバーフィールド・レーン (字幕版)