Ink 感想

・愛と喪失をめぐる寓話的物語

すっかりハマりましたねー。

この世界観が子供っぽくもあり、恐ろしくもあり、

アニメにもなれそうであり。

整合性はありません。

途中から気づくことがいっぱいで

説明も何もありません。

いかにこの世界に入れるか否かで

評価は違ってくるかもしれません。

ファンタジーの枠なんでしょうが

インクのビジュアルと悪魔のビジュアルが大幅に違う。

インクの美醜な姿はこの世界からいって

理解できるデカ鼻。

でもなぜにデカ鼻?

問題は悪魔集団で

サイバーチック。

ビート・クルセイダースを思わせるような

メガネかけていっつも笑っててビービー電流走ってる。

それが余計にサイバーオカルトチックでね。

たぶん強くないわ、っていうのはわかるんだけども。

せいぜいダフトパンクあたりなサイバー悪魔か

スリップノットのような猟奇的悪魔の方が

好みなのですが…ジャンルが変わってしまいそうだな。

女の子がねー、かっわいいの!

特別美人さんな子役の子ではないんですが

抱きしめてあげたくなるような

健気さと強さがあってピッタリな子。

それと天使集団は人間の姿。

戦士たちなんで現実には見えてないんだわ。

そうそう5次元空間なんで

ここで話がややこしくなってくるのかもしれません。

それと、これってDVDとか出てなさそうなんです。

Amazonでしか見れないのかな?

詳しいことは調べてないんですが。

そのせいなのか、

字幕を読み取る前に次の字幕にいってしまいます。

早読みしていかないと大変ってわけです。

あああ、忘れてました!

1…2…3…4…の案内人の彼が

とても気になりました。

チックタック

物事が起きるにはつなぎ目、連鎖反応が大事っていうとこ。

悪循環とは本質的に連鎖反応である。

人間は弱く欠陥がある。

欠陥は罪悪感と導く。

罪悪感は羞恥心を産む。

羞恥心をプライドや虚栄心で補う。

プライドがなくなれば失望する。

これらすべて破壊へと導く。

このセリフ大きくうなずいてしまいました。

おー、お勉強になった!

ずっと目にバッテンのテープ貼ってた案内人なので

目はわかりませんが、たぶんイケメン 笑

掘り出し物の作品。

もう一回観たくなる映画です!!!

Ink