英国王のスピーチ 感想

キャッチコピー

「英国史上、もっとも内気な王。」

コリン・ファース…ジョージ6世/バーティ

ジェフリー・ラッシュ…ライオネル・ローグ

ヘレナ・ボナム=カーター…エリザベス

ヨーク公アルバート王子の吃音治療を成功させたぞ

タイトルもそうだし、中身もそうだけど

見るまでは堅苦しい映画だろうなと思ってた。

その思いは覆されてなんとも見やすい内容でした。

ジェフリー・ラッシュ演じるライオネルローグさん。

この人がまた若いころはなんともいえないいい男!

今でいうイケメンなのです。

そんなことはどうでもいいか 笑

ジョージ6世はキャッチコピーとは違って

内気な王ではなかったです。

この映画が史実に合っているならば

彼は緊張しいであり、短気な王です。

内気とはちょっと違うと思います。

どもりと吃音の違いは後で調べて知りました。

難しいですね。

この映画は字幕で見たんですが、

吹き替えだったら「th」や「People」の最初のpの発音は

どうやっていたんでしょうか。

緊張しい、と書きましたが

そりゃあ緊張しない方がおかしいですよね。

一人の人間といっても

生まれた環境がすでに平民とはかけ離れてるし

吃音で笑われてしまうとか、そういう問題ではないですし。

国の代表として声明を出す人物なだけに

平民に対して戦争への士気を高めさせ、

気持ちをひとつにさせることの重圧もあったでしょうに。

王とライオネルの2人の関係が

出会ったころの呼び方から、

最後のスピーチ終了での、友情と尊敬が混じった呼び方に変化し、

良かったなあと思いました。

それだけ気を許せる、リラックスして話せる関係性が

あの2人には芽生えたわけでしょ。

でもあれか、ライオネルのほうがやっぱり一枚上手だわ。

ここ何年もアカデミー賞をテレビで見てないんで

全然知らなかったんですが

(前はWOWOWで毎年見てたのだよ)

主要4部門を受賞したとか。

まあ審査員がアレなんで

あまりアカデミー賞だからものすごくいいんだぞ、

とは思ってはいないですが

そこそこに真面目だし、見やすいし、良質だったとは思います。

本当にファ○クと言ったんだろうか。

が疑問です。

英国王のスピーチ (字幕版)