欲望という名の電車 感想

ヴィヴィアン・リー…ブランチ

マーロン・ブランド…スタンレー

キム・ハンター…ステラ

・「欲望」という名の電車に乗って「墓場」に乗り換えて「極楽」へ行くんだね

もう、これだけで名セリフだよね。

冒頭からこんなセリフ言われて頭がカキーン!

なんてインパクト強いんでしょう。

今度、12月に大竹しのぶ北村一輝が出演する舞台に行くため

予習として見ることにしました。

タイトルこそ知ってはいたけど

昔の名作っていうものを一切見ようとしない私は

内容がどういうものかさえ知らなかった。

ついでに言うと

キャストも超有名俳優&女優さんだってのに

彼、彼女らの出演作品も見たことがありません。

昔の映画でいうと

素晴らしき哉、人生!」だけだね、見てるのは。

ヘップバーンものも見てない。

実に威張れない映画好きな私。

ビビアンリーもマーロンブランドも

知ってることは名前のみ。

お顔、知りませーん!

そしてこの映画で初めて見た結果、

一目ぼれしてしまいました。

マーロンブランドに💛

なんなんだ、この人。

カッコよすぎるじゃないか!!!!!!!

あとでゴッドファーザーの彼を調べたら

ああ、この人!?

昔はビックリするぐらいなイケメンだったのですね。

自分の中でちょっとしたニュースになりましたよ。

半世紀も生きてきといて、

彼の良さを知らないでいたんですから。

横ですが

最近、奥田民生がテレビに出てて

「昔はかわいい顔してたのになー

今は立川談志っぽくなったなー」

とボヤいてしまったぐらいの差です。

余談が長すぎて内容が後回しになってしまいました。

なんでここまでこの映画の評価が高いのか?

決して感動もしなければ

誰かに共感すら覚えない、

主役二人の熱演さのみに尽きたんでしょう。

ブランチがまあよく喋る女だこと!

元々、戯曲で舞台劇なのを映画にしたんで

べしゃりは多いだろうとは予測してましたが

間髪入れず、たたみかけてしゃべってくるので

うるさすぎ~~と思ってました。

ただ最後の方は

ブランチ姉さんが狂気な人になってったんで

ビビアン、怖えーと感じたわ。

スタンレーも俺様男なくせに

ステラがいないと泣き叫ぶ。

そうそう、ブランチの過去行動知らないでいただろうに

最初っから異様にブランチを毛嫌いしてたし。

この映画で「Tシャツ」がインナーではなく

表でも着ていける服になったそうなんです。

それまでは肌着扱いだったのね。

そのTシャツやYシャツが

ことあるごとに、コントのように

よく破けてました。

あの頃は縫製が適当だったのでしょうか?

背中とかもすぐに生地が破けるんで

そのたびに笑ってしまいました。

マッチを靴裏でシュッと

つけたとこなんて

イカしててカッコよすぎです。

これで内容はだいたい把握したんで

しっかり日本版の舞台を観に行けます。

ワッシャー!

欲望という名の電車(字幕版)