キャッチコピー
「信じるな――自分の<五感>でさえも。」
アル・パチーノ…バーク
コリン・ファレル…クレイトン
ブリジット・モイナハン…レイラ
・どこまでがテストだっちゅーの!
人材を見っけるバーク。
クレイトンに目をつけ、彼をリクルートする。
筆記や実技、いろんな訓練もある中
「どんな状況でもすべてがテストだと思え」
とバーク。
中盤のクレイトンとレイラが拉致され
クレイトンが拷問を受けるシーン。
「上司の名前を言え!」と口を割るまで拷問。
結果、レイラのことを持ち出されて
とうとうバークのことを言ってしまい訓練から脱落。
でも歴代訓練生の中で一番拷問されてる時間が長かったらしい。
と、そこまでは見ていて非常にハラハラとした気持になり
これ、面白い映画じゃん!と高評価だった。
が、だ。
徐々にその気持ちも失速し始めたよ。
バークの策略で
クレイトンとレイラの騙し合い。
挙句の果てにはレイラ→「「私はCIAなの」
まあ、ギリギリここまではまだ良しとする。
どんでん返し手法としては。
それ以降は見ている観客側を騙したいのか
どこまでどんでんしていくのか
最初から最後まですべてがテストとなってるのか
だんだんどうでもよくなってきた。
最後の最後で
「うわーーーっ!」というぐらいの
どんでん返しなら傑作。
ただそれは、そこに至るまでの話が
キッチリと辻褄合うからであって、
あまりにも何が悪なの?
どこまでが真実なの?
という疑念が続くと、そのうち白けてくる。
小難しくなって、途中うたた寝しちまったもんだから
記憶があいまいになったとこからまた見直す羽目に。
いや、もっとわかりやすい手法とってほしかったな。
アルパチーノのクセある役はイイネ。