日本のいちばん長い日 感想

キャッチコピー

降伏か、本土決戦か。その決断に、すべての希望は託された。

役所広司…阿南陸軍大臣

本木雅弘昭和天皇

松坂桃李…畑中陸軍少佐

。松ケンは学生運動の役よりこっちのほうが

ふふ…

見出しがあまり関係ないことを言ってるよねw

「マイバックページ」を先日見てて

学生運動の赤邦軍役をやってたから。

こっちでも反逆軍やってるし

なんかかぶっちゃった感がして笑えたんだわ。

特別出演で最後の方で一瞬しかでてこないんだけど

ああ、70年代の役より40年代の役の方が似合ってる

と思いました。

まあしかし。

戦争を始めるのも覚悟なんでしょうが

辞めるのも覚悟いるんですね。

敗戦が目に見えてるからって

簡単に降伏ができるわけない。

それまで「お国のために」戦ってきた

軍人さんの苦悩や信念。

でもこれ、

非常にわかりにくかったです。

焦点をどこに絞っているんだか。

軍人なら軍人の苦悩とか

昭和天皇に焦点をあてるとか(そんなこと映画界でできないか)

阿南さんの仕事や思想、家族に絞るとか

そうすれば感情移入もできそうなのに

全体的にボンヤリ感。

オリジナルもあるようですね。

そっちのほうが評価がいいらしい。

何が違うんだろうねえ。

もしかしてこっちのほうがキレイに描きすぎ?

この映画の中では

鈴木貫太郎総理を演じた山崎努が良かった。

なんだかこの鈴木氏は強運の持ち主らしいっぽいので

この人の人生も知ってみたくなった。

っていうか、戦争とか終戦とかは学校で教わったのに

当時の総理大臣は誰だ、というのを知らなく

今知りました。

「陛下」という言葉を聞くだけで

軍人さんがビシッと姿勢を正すのがビックリ。

これ見ながら思ったよ。

マイバックページという映画も

政治の思想をめぐり学生運動が始まったよね。

現代って

国や社会に対して

いろんな意味で薄味、ドライになってるのかなーって。

日本のいちばん長い日