駆込み女と駆出し男 感想

大泉洋…信次郎

戸田恵梨香…じょご

満島ひかり…お吟

・「素敵!」勉強になりました

いつまでも観ていたい映画でした。

2時間半の長い話なのにあっという間だった。

キャストがいいです。

好きな人たちばっかり出てます。

先日見た「日本のいちばん長い日」と同じ監督。

原田眞人氏の作品です。

堤真一山崎努

キムラ緑子麿赤兒も出てる。

断然、こっちのほうが私には合ってるし楽しめました。

1840年代っつぁー、江戸時代ですよ。

この時代では女性は耐え忍んで結婚する人も。

そんな中、やっぱり女は強いですね。

じょごも女侍も苦悩しながらもたくましい。

東慶寺の法秀尼僧も凛々しくて男前。

お吟は死ぬ時までイキにキメててカッコよすぎる!

言葉の意味を知る機会がいっぱい詰まってました。

なによりも「素敵」という言い回し。

「素」はすばらしい。

「敵」はてき、ではなく敵わないという意味。

ああ、そういう意味なんだ、と惚れ惚れ語源を納得してしまった。

でもこんな時代から駆け込み寺っていうのがあったんですね。

一時、避難する場所です。

今では縁切りスポットのようですが、

200年近い前からあったことに驚きです。

女優陣がホントによくって

女性に是非見てほしいオススメ映画ですが

核となるのは

大泉洋がいたからこその出来なんだろうと思います。

彼のユーモラスなキャラクターを殺さず

そのテンポの良さを生かして演じてた。

他の役者ではここまで演じきれなかったかもしれません。

唐沢でも阿部寛でもなく

大泉洋にしか演じられない役だったように感じます。

すっごいいい気分になりました。

満島姉さん、やっぱりカッコイイな~!

駆込み女と駆出し男