愛と死の間で 感想

ケネス・ブラナー…マイク・チャーチ / ローマン・ストラウス

エマ・トンプソン…グレース / マーガレット・ストラウス

アンディ・ガルシア…グレイ・ベーカー

・女性ウケしそうなミステリー

出ている役者さんたちが好き。

エマ・トンプソンなんて、ホント好き。

ケネスとエマが夫婦の時の作品。

もうそれだけで安心して見てられる。

現在は違うけどね。

上映中の「オリエント急行殺人事件」を

観に行っちゃおうかなっていう勢いでコレを見た。

ロビン・ウィリアムスなぞ、この頃は超大物なのに

ちょい役扱いってどうなの?ってな出番しかない。

ああ、ロビンがこの世に今いないことが悔やまれる。

前世と現世の行き来を見ていて

エマはしっかりハッキリと両方を演じてるのがわかるのに

ケネスのほうは最初全然別の俳優さんかと思ってた。

それぐらいヒゲのあるなしで印象が違っちゃうケネス。

生まれ変わりな物語も

それを軸にしてミステリーに仕立ててるのは楽しかったですが

別に前世が女性で今世は男性と

入れ替えなくても十分に楽しめたのになあ。

顔が同じな分、そういうことすると

ややこしくなっちゃって…。

もっと単純で良かったのに。

後半、

徐々に解明されていくところは

徐々にベタになりすぎちゃって

あー、次こうくるよね、ホラ当たった

みたいな展開でラストになってしまったのが残念。

最後の最後のカットシーンは

おまえら、それ夫婦としてのキスシーンか?に見えるし笑

あ、なんで女子ウケしそうなのかと感じたら

モノクロシーンがロマンチックだし

かつ彼自身シェイクスピア俳優なんで

そこらへんのウケるツボを心得ているからかもしれない。

で、この90年初頭のケネスは

可愛いかっこいいルックスだからなおさら。

愛と死の間で (字幕版)