火の粉 感想

・隣のサイコパス

2日間で一気に読み上げちゃいました。

これはいつまでもダラダラ読むものではないだろうと。

ちょっと、これ読む前に

映画の「クリーピー 偽りの隣人」を見てて

それに感化されまして。

まだ買おう、という意思はわかなかったので

急いで図書館にゴー!

その「クリーピー」の本はなかったため、こちらの「火の粉」を。

「消された一家」の本はさすがに

読む度胸がないので

人気のある「火の粉」を手に取りました。

しつこいですねー。

武内の性格って。

やっぱり壊れちゃってますねー。

たぶんにして

ここまで犯罪のニオイをプンプンさせた人は

稀でしょうが

実際にサイコパス、その予備軍っているんだよね。

まあどこからサイコパスって呼ぶかはわからないけど

ちょっとおかしな近隣住民って

私も20年くらい悩まされてたからな。

義父の仕事っぷりから始まり

どうなっていくのかと思ったら

もう義父じゃなくって雪見目線で動き出すのね。

とうの義父はとっとと脇役にまわってる。

義父が何考えてるのか、とか

コトのいろんなことを家族任せにしてることに

少しイライラ。

まあ途中から探り動き出したからよかったけど。

もっとアホなのは雪見旦那の俊郎。

でも、こういう存在の人もこの話には絶対必要。

思慮深くない人が判事を目指すなんて、笑える。

まさか自分ちの隣の住人が、って

疑い掛けたくなるような話だから

コワイよね。

人当たりがいい隣人だとなおさら。

家族とは違い、

他人との距離感がわからない人。

隣人や、友人、同僚。

それぞれ距離が違うので

それは自分で計って付き合っていかないといけない。

読み終わってから知ったけど

ドラマやってたんだ?

知らなかった~。

引き続き、ドラマのほうも見てみることにします。

火の粉 (幻冬舎文庫)