火の粉 ドラマ 感想

ユースケ・サンタマリア…武内

優香…雪見

伊武雅刀…梶間勲

・原作とラストが違うのね

忠実に小説と同じように進んでいくのかと思ったら

少しだけ変えたのね。

終わりもオリジナルキャラもいたし。

比較しました。

梶間勲→原作よりよく喋る。ヘタレに見える。

尋恵→ノータリーン。ドラマのほうが嫌な性格。

俊郎→キャラはピッタリだ。

雪見→これもピッタリだ。

まどか→原作通りに演じ切れる子供っていないから仕方ない

池本→思ったより若かった。原作より気持ち賢い

池本妻…弱弱しくなかった。

関弁護士→思ったより若かった。

満喜子→ピッタリな女優さん

中野→川野君が演じてたんでドッキリした

琴音→オリジナルキャラ。武内より一枚上手。

武内→原作より情ある人物。ホントにサイコパス

小説を読んでから

ドラマ化してたことを知り、

ついでにと思って見てみたの。

優しい尋恵さんが

ドラマでは気が強く、雪見の唯一の味方でなかったんで

とまどった。

武内側についてた時はイラつくほどおバカな姑に見えた。

琴音は武内を翻弄させるキャラ

もしかすると武内よりも立派なサイコ~になれるかも。

明るくてストレートで愛情深くて正直で

ドラマではなくてはならない存在でした。

だって、この琴音がいなかったら

きっと梶間家の人たちは

武内に殺されちゃってたと思うんだ。

武内に愛情を与えた人だし

愛を教えた人だし

あの武内の心をざわつかせた人。

間違った支配欲での愛情を武内に見せつけた人。

木南ちゃん、やっぱり可愛い。

最後に武内。

ユースケ見てると「あな誰」思い出す。

隣人サイコ系のドラマ思い出す。

武内キャラは

人との接し方を理解してこれなかった

いきすぎた人間。

ただシコパスという点ではどうなんだろう。

的場家を殺したことは

武内にとっては小さなこと。

人を殺すことについては

自分のご機嫌やルールに反れることより

たいしたことではないということ。

でもドラマの琴音と出会って以来と

最後の晩餐での梶間家での会話からといい

武内は良心を持ってるんだよね。

方向を正すことを理解していた。

自分の過ちを認めることってサイコパスなのかな?

背中の自傷行為についても

ドラマでは省かれていたので

納得いかないモヤモヤが残る。

ドラマの都合上しこまで細かくできなかったのも

あるかもしれませんが。

原作見てない人にとったら

あの背中の傷ってどうしてできたのよ?

と的場家殺人との絡みも詳しくドラマになってなかったんで

わからなかったかもしれないよ。

早くから武内の異常性が梶間家全員にわかっちゃったドラマなんで

ハラハラ感はさしてなかった。

狂気性も原作よりは抑え気味に感じた。

だから

あの状況なら梶間家全員で

手と手を取り合えばもしかすると

どうにかなるかもしれないと思うんですが。

原作での四方八方どうにもならない

別荘地での緊迫感には叶わなかったか。

ドラマの俊郎もそこまでアンポンタンではなかったってことか。

勢いづいて、

小説からドラマへと「火の粉」シリーズを

見ていって

まあそれなりに中満足。

また次からは

いつもの映画生活に戻ります。