THE ICEMAN 氷の処刑人 感想

マイケル・シャノン…リチャードククリンスキー

ウィノナ・ライダー…デボラ

レイ・リオッタ…ロイ

・本当にいた殺し屋の実話!結構衝撃!

じゃ、ざっとあらすじを。

ポルノテープ作りの彼はデボラと知り合い結婚

ひょんなことからマフィアのロイに見初められ殺し屋稼業へ。

数々の殺しを重ねるも、ロイのトラブルのせいで引退勧告

アイス屋さんの殺し屋と組んでフリーで殺し稼業へ

雑な仕事になってしまい、捜査の手が入り逮捕

とまあ、殺しのドンパチ合戦なのか?と思いきや

これがなかなかサスペンス満載でね。

リッチーは20年間で100人はゆうに殺してたらしい。

本当に殺し屋っているんだね。

でも一説ではその倍以上はいるってな話。

そのリッチーは家庭ではよき夫、良き父で

まさに理想の家庭人。

表と裏の顔が違いすぎるわ。

隣のヒットマン以上に殺っちゃってたようですな。

それでも裁判で立件されたのは2件だけだったらしいけど。

家族に対してだけは後悔&反省しているようで。

完全に冷徹ではないんですね。

他人や友人はどうでもいいが、愛すべきものはやはり家族。

何がここまで彼を変えたかというと

やっぱり昔、父親に虐待された経歴があったようです。

弟も少女殺して独房で死んでって。

本人も獄中で死んでって。

殺し屋になる前もリッチーは動物殺しとか

近所の子を殺してしまったこともあるみたいで。

んー、なんだか気分が重くなってきてしまいます。

でもやはり狂人です。

あのね、結構私はコレ好きです。

なんてったってマイケルシャノンがマジかっこいいです!!

彼はタッパがデカイ!

そして目つきがいい!

彼のファンになりました。

60年代、デボラと出会ってから

獄中記のような最後の時までの映画ですが

見るべきところは髪型。。。。。

デボラと出会った時のリッチーのヘアーは普通でした。

それが70年代に入ると

突如としてルパン三世風の髪になってる。

「おおっ!」

と思ったのもつかの間、

80年代では千葉真一風の髪型とヒゲに。

もう~~~なんだかハマりながら興奮です。

獄中では

ヒゲモジャのキリスト変形風な髪型。

これは…致し方ございません。

あ、そうそう。

私の好きなレイリオッタも出てました。

相変わらずオヌシ、悪役が似合うのう。

肌がボコボコで汚く見えたけどね。

隠れてコッソリ撮るようなカメラ視点が

なかなかスリリングでした。

なんか興奮してるから感想が長かった。

THE ICEMAN 氷の処刑人(字幕版)