クヒオ大佐 感想

キャッチコピー

嘘のない恋愛なんて、 退屈でしょう?

堺雅人クヒオ大佐

松雪泰子…永野しのぶ

満島ひかり…浅岡春

・あ、鼻が…

実話なんだってー。

本当にいたんだ、こんなバカげた詐欺師が。

堺雅人が演じてるこのクヒオ。

実際の詐欺師も同じようなことやってたらしいけど

鼻を高く整形してるんだって。

もう気づいたときから気になって気になって。

ずっと堺雅人の鼻ばっか見てたよ。

あれ、この人、こんなに鼻高かったっけッて。

見慣れてないせいか、バランスが悪いのか違和感あったし。

いやぁ、ただのコメディなら許せるけど

ホントにいたことが稀有すぎてなんか驚く。

で、それに

実際に騙された女性がいたことも驚く。

実話のクヒオ大佐=鈴木和弘というらしいが

映画よりも面白い騙し方をしてる。

決して巧妙な手段や口ぶりではなく

こんな簡単な偽装で騙される女性もどうかと思うが。

クヒオと弁当屋社長の弟の絡みが面白い。

それに

クヒオと銀座のホステスとのお金に関する駆け引きも面白い。

面白いといっても苦笑いどまり。

最後はダラダラで終わってしまったけど

その最後で感じた。

このクヒオを語る詐欺師は

お金が欲しくて騙したのも一理あるだろうが

その前に妄想の方が強すぎて

そっちの病気だったんではないかと。

劇中、子供時代のことを語っていたが

もしかすると幼少期の親からの虐待で

そのまんまもう一人の人物の方が

大きく顔を出してしまってたんじゃないか?

そう感じる前、

男はロマンを見続け、女は現実を受け入れるよな

なんて甘ちゃんなことを考えながら見てたんだけど

妄想狂だと感じてからは

クヒオのロマンはちと病的すぎて戻れなさそうと思った。

満島、サクラ、新井と

映画の繋がりで共演が多い3人がいるってことで

私としては満足。

世界平和を謳って戦っているなら

そんなヒマそうに何度も足しげく女たちのところに

通ってるヒマはないでしょ。

やっぱり実話も映画もそうだけど

うさんくさい詐欺師でしたね、クヒオさん。

クヒオ大佐