キャッチコピー
眠ると消えてしまう記憶
"昨日の私"からのビデオメッセージ
----その犯人を知るのは私だけ
ニコール・キッドマン…クリスティーン
コリン・ファース…ベン
マーク・ストロング…Dr.ナッシュ
・いいのか？それでいいのか？
つかみはOKでした。
記憶障害のクリスティーン。
眠りについたら今日あった一日の出来事が消えてしまう。
朝にはリセットされ、20年間の記憶がなくなる。
設定良し。
キャストもまあよし。
ミステリアスさ、前半良し。
自分だったらどうよ？
朝起きたら老けた自分が鏡に映ってんだよ。
「なんだ？このオバハン」って思うだろう。
知らないオジサンも起きてくる。
ビックリしちゃうよ！
その記憶障害のことや
いろんな話を聞かされても
信用できるわけがないでしょ。
頭の中が理解不能、フリーズ起こすしかないだろう。
そして知らない医師から電話。
夫に秘密で治療をしてるんだ、といわれても
さて、どうしたもんだか。
やっぱり何も整理ができぬまま
夫と名乗る人や、医師と告げる人に
身を任せてしまうのかしらね。
信用するっていうよりも
不安すぎて「自分」を知ってる人に頼るしかなくなるのか。
夫、医師、友人、
誰を信じればいいのか。
途中までしっかりと医師が騙してんじゃなかろうか
って思った素直な私でした。
まあ、でも偉いよ。
偽ベンは。
DV男だろうと、クリスティーンが記憶障害だろうと
４年間もなりすまして世話をしたってとこが。
好きだからという感情でそこまで出来るなんてすごいよ。
面白さはどんどんスピード増して失せていっちゃう映画だけど
偽ベンの労力はすげえと思った。
本物ベンのほうが悪っぽい顔してたんで
笑ってしまいました。
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