アンチクライスト

ウィレム・デフォー…夫

シャルロット・ゲンズブール…妻

・痛い、痛い ヒィ~~~~!

カンヌ映画祭の上映会場で少なくとも4人が

気絶・失神したっていう作品。

例にもれず、内容知らないまんま鑑賞。

ただこの映画のジャケットが

なんだかホラーっぽいという「のみ」で見たわけ。

ちゃんと見てなかったからあとでちゃんと見たら

ど真ん中でSEXシーン、

その周りの幹からは手がいっぱいっていうジャケットなんだね。

最初のプロローグの白黒映像は目をひきました。

何が始まる?

あれ?2人が性交中。

赤ちゃんいるじゃん。

じーと見てくと、赤ちゃんが窓から落っこっちゃったよ!

そこから第4章まであるわけですが

まあ、なんということか。

難しすぎて理解不能

ただし性描写と暴力と、神がかったお話とで

気色悪い芸術作品のような感じではあるのかな。

にしても…

足にドリルで穴開けて、砥石で止めちゃったり

女が自分自身のアソコをハサミでチョンパしちゃったり。

もうね、言葉が出ませんわ。

子供が死んじゃって、妻が精神やんじゃうのはわかるとしてもだ。

その妻の言う「人間の本質」っていうのが

性と暴力ってどういうことよ!

女が嫌い?…女は汚らわしい生き物なのか?

先に見た「マーターズ」も

残虐性がひどくってアレには目いっぱい鬱を喰らわせてもらったけど

これは理解できなかったからボーッと見てるしかなかった。

まあ、その妻を演じた女優さんにはアッパレだけどね。

狂気の演技や、自慰行為そのものの演技もそう、

あとデフォーが首絞めて死んでいく過程の表情含め、

すっげえ演技してるな、と思った。

一応エロチックな描写が多いけど

女優さんは体つきが貧相なんでいやらしく感じなかった。

監督は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の人。

でもコレに関しては非常にわかりにくい映画でした。

アンチクライスト(字幕版)