愛は霧のかなたに

シガニー・ウィーバーダイアン・フォッシー

ジョン・オミラ・ミルウィ…センバガーレ

ブライアン・ブラウン…ボブ・キャベル

・ゴリラを愛した霊長類学者ダイアン

久々見た。名作。

これは約30年前の映画かぁ。

さすがに古さを感じちゃったわ。

実際にいたんですよ。

ダイアンフォッシーという女性は。

ゴリラの生態系を調査するためにコンゴへ。

命がけの調査。

だって相手はゴリラですから。

下手するとゴリラにやられてしまうかもしれない。

でももっと気にしなくちゃならないのは

密猟者野郎たち。

映画にも出てきた「ゴリラの手の灰皿」。

あんなもの欲しい奴がいるなんて信じられん!

そしてそのためだけに

殺されてしまうゴリラがいる。

もっと信じられん事態!

つい先日、ニュースがありました。

サイを密猟しようとした人間が

ライオンの群れに殺され食われたらしいと。

ははん!自業自得ですわ。

絶滅危惧種のサイを殺そうとするからだ!

映画のゴリラも一緒。

数がどんどん減ってきているため

ゴリラの数を数えにダイアンさんは森の中に行ったんだ。

ボスゴリラのデジットは実際着ぐるみだったらしいけど

でも、ほかのゴリちゃんたちは本物だったのかな。

しかしよく出来てます。

アクティブ女優シガニーウィーバーは見事にハマってました。

チビゴリラはホントに可愛い。

同じ霊長類。

同じぐらいの大きさのゴリラ赤ちゃんなんで

自然と見ながら母性ホルモン出てきちゃうわ。

それでも動物園に連れてかれたりするんだよね。

密猟者は置いといても

生活のためにゴリラをつかまえる民族。

彼らの視点からしてみれば、生きていくうえで仕方ない事。

かもしれないが、

やっぱり素直に頷けない自分もいる。

野生同士の争いでは

「生きる」ために必要最低限の狩りをする。

ライオンやトラだって、むやみに草食動物は襲わない。

1頭が犠牲になる。

がしかし、キッチリ「いただく」。

無駄死にではないんだと思う。

密猟者ら人間は金儲けだとか、余計な私利私欲のために

むやみに動物を殺したりしてしまう。

「生きる」ためではない。

いつか天罰がくると思う。

人間様様、そんなにお前ら、えらかないだろうに。

特別ひねりもない映画ですが

生涯をゴリラにささげたダイアンの生き方、素敵です。

変人ですがね。

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