キャッチコピー
「最強の頭脳。最強のコンビ。最強の事件。」
ロバート・ダウニー・Ｊｒ…シャーロック・ホームズ
・推理の元祖として楽しむものと思ったら
この映画の中で何が一番ゾクゾクと
血が踊ったかといえば
音楽かなあ。
冒頭の馬車のシーンから切羽詰まったような音楽。
これは何か起こるぞ、というワクワクさがたまらなく良かった。
あとは19世紀のロンドンのカラー。
何て言うんだろう。
ロンドンの色。
空と街の色。
あと人々の服の色も。
ブルーグレイか、アクアグレーか。
ロンドンという、なかなかピーカンにはなりにくい街を
この色で染め上げたのはリアルでよろしと。
さて、私はシャーロックホームズっていうと
昔子供のころに、子供の絵本として読んだぐらい。
それとコナンの名前のコナンドイルしか知らんので
ほぼ知らんというとこから鑑賞。
勝手なホームズのイメージなもんで
探偵だから推理していく楽しさを重点に置くのかな、
と思ってた。
もちろん観察眼、洞察力など
ホームズが言い当てるシーンもあったにはあって
それはそれで楽しかったけど
最後にまとめて蘇ったブラックウッドのからくりを披露されても
そこはちょっと楽しくなかった。
一緒に紐解きながら謎を解いてくれたら
多少は楽しめたかもしれないのにって。
あの闇ボクシングのとこはツボ。
ああしてこうしてこうすれば、こうなるんだ、と想像働かしての
一気にその通りの一瞬での動きは目輝いてしまったぜ。
でもボクシングでのあの早業から一転、
中ボスから逃げ回ってるとこは
どうしてかまさないんだ！
とイラ立って見てた。
彼の頭脳なら一瞬でスキや弱点見抜けそうなのに。
アイリーン役の女優さんは好きです。
ものすごーな色気っていうのはないけど
キュートな可愛さがあって。
もちっと肉感的な色気あった方がまとまったかな。
ワトソンの婚約者も少々薄かったような印象。
イメージとは少し違った映画でしたが
俳優さんと音楽と映画の色で満足できた一作です。
続編も近々、見～ちゃおうっと。
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