RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

中井貴一…筒井肇

本仮屋ユイカ …筒井倖

奈良岡朋子…筒井絹代

・CHANGE YOURSELF

なりたかった小さいころからの夢を叶えるために

今あるものを手放して、幸せをつかんだ男の物語。

なあんて、

タイトル見れば何したのか一目瞭然ですが

これ、まさに現実に近いファンタジーですかね。

会社にいたときの筒井の行動と

運転士になってからの筒井の行動に差がありすぎ。

なぜ、あんな会社の犬みたいな仕事人間だったはずなのに

運転士になったら人が変わったように「いい人」になるわけ?

元々いい人ならば、会社にいる時から人を思いやれるいい人だろうに。

肩書も捨てて会社も辞めるなんて

人生の転機、一大決心なはずなのに

そこらへんに関しては

苦渋の決断もなく、妻に報告でもなく

さっさと進めちゃいましたね。

映画としては薄すぎなような気もしました。

このファンタジーを現実的に見るならば

人生一度きりなんだから

やりたかったことを悔いなくすべし!なんでしょうね。

今、世の中のスピードが速いので

私自身もそうなんですが

自分を見つめ直す時間の余裕を持ったりしません。

ただ流されて、日々を消化して一日が過ぎていってしまいます。

立ち止まって考える、っていうことは数年に一度しかしてないかもしれません。

この映画を観て、いいヒントをもらいました。

何が一番大事なのかってこと。

自分の中で大事なことの優先順位がわかったことです。

ぬるい場所にいて安泰と思ってはいけない。

自分がやりたかったことに遠慮してはならない。

変わるのも、変えるのも自分自身。

話がそれました。

映画の終盤で主人公の母親が亡くなります。

主人公は電車の運転中です。

母親さん、急変ではないと思うのですが、

私ならそういう時は仕事変わってもらいます。

いくら楽しく責任ある仕事であっても。

自分の命を世に出してくれた人が死にゆくとき

自分はその人を見送りたい。

最期を看取れる近い場所にいるのならば

ぜひともその場面に立ち会いたいと。

また話がそれました。

中井貴一さん、安定の演技力。

人柄がいいので前半のリストラ計画冷淡男の役が

似合わなかったです。

やりたいことがあるのならまずは行動。

年齢を思って遠慮なんてしていたら

チャンスをみすみす見送ることになってしまう。

でも機が熟す時がくるまで待たなきゃならないときもある。

その見極めも大事。

ああ、眠すぎて文章が支離滅裂。

ごめんじゃいこ。

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語