はじまりへの旅

ヴィゴ・モーテンセン…ベン

ジョージ・マッケイ…ボウ

スティーヴ・ザーン…デイヴ

・日々、人生最後の日だと思って生きろ

子育てや教育に正解などない。

子供によって育て方も違うだろうし

感じ方、受け止め方も様々だろうし。

この映画からいろんなことが吸収できると思った。

ベンと亡き妻が子供たちに

心と体と頭の勉強法をしてきたのか知りたい。

自分で考える力

サバイバルして生き抜く力

前向きな思考力

もちろん映画だからみんないい子だし

その子供たちもちゃんと個性ある子をそろえて演じてるから

話としてはまとまってるんですが。

でも任務として「食べ物を救え」のとこでは

思いっきりまんま、万引き家族になってる(笑)

これはどう受けとめればいいものかと。

ただ何も考えず、学校に行き、詰め込み式の勉強をし、

そのまんまうっすらと敷かれたレールに乗って

人生をだらんちょと過ぎていくよりかは

全然いいでしょ。

でも妻の父の言い分もわかる。

このまんまの生活を子供たちにさせておくわけにはいかないってことも。

端から見ればベンさんははみ出し者の変人。

子供たちも外部との接触なく生きてるので

ちょっとしゃべりゃ他とは違うとわかってしまう。

普通じゃあないんでしょうが

じゃあ普通って何よ?とも思う。

心に残りそうな

名セリフがこの映画の中にたくさんありました。

自分がよく使っていてる言葉の中に

ハッ!と思わせるような正しくない言葉も見つけ出すことができました。

何より「言葉より行動」

「今日が最期と思って生きろ」

そう、毎日大切に真剣に過ごせってことですわね。

仏教徒の妻の遺言で火葬っていうのがアレで…

ちょっとシチュエーションが違うとは思いますが(笑)

やっぱこの家族ってヘンな家族で

まっすぐで、あったかくって、いいなって思います。

はじまりへの旅(字幕版)