・母 生命 誕生
一応ね、掲げてるのが
この監督の40年のライフワークの集大成として映画化したもの。
らしい。
映像美が素晴らしいんだ。
こんなのどうやってCG化したんだろう。
きれいだなー
ずーっと見ていたいなあ。
目の焦点は映像をじっと見つめ、思考がとてもスローになっていく感じがした。
さすがに思考停止まではならなかったけど。
でも途中途中、えぐい映像も。
私はこれ見て、まだ頭の中に残って消えないものがある。
たぶん祭りかなんかのイベント。
牛がいっぱい。
牛が殺されていく。
牛がゴロゴロと死んでいる。
一頭の牛が苦しがって、ひっくり返って死んでいく。
これは虐殺。
祭りじゃあない。
ホラー映画見るよりキツイものがあった。
宇宙から誕生するとき。
地球から誕生する生命体。
歴史。
進化。
生と死を繰り返し、母=地球?神?の思う先は?
「母」なるものがあるならば
「神」は人間が後に創り出した寓話でしか思えなくなる。
だって、人間なんて
地球からしたら
ずっとずっと後に
進化の果てに作り出された生命体だから。
映像は素晴らしい。
ただ、眠くなる。
トランスに陥る。
ケイトのナレーションは
正直なところいらなかったように思う。