ミラーズ

 

 

 

監督 アレクサンドル・アジャ

キャスト

キーファー・サザーランドベン・カーソン

ポーラ・バットン…ベンの妻

エイミー・スマート…ベンの妹

 

 

ああ、これって「24」がブームになったころに作った映画なんだ?

ジャック・バウアーに云々とほかの人の感想がかなり多いんだね。

私は「24」を見てないんで(途中棄権)

バウアーとかぶることなく見れたには見れたんだけど

でも、元刑事っていう設定からバウアーっぽいのかも、とは思った。

 

この映画の一押しは主人公ベンの妹が風呂場で死んでしまうとこ。

いやー、怖いですよ。

あんな裂け方、ありえないでしょ。

しかも自分の手でそこまで裂けますか?

面白いほどの特殊メイクになってたんで凝視するしかないかと。

 

一番ビクッ!ときたところは

洗面所でのベンの鏡に映った顔が変形してたとこ。

もちろんホラーのお決まりのシーンってのは知ってます。

定番中の定番でビクッ!となる自分が

まんまと騙された感があって、情けないです。

 

それと一番「なんだよ!」とむかついたところは

アンナを銃で脅して、病院に連れてったとこです。

そりゃ気持ちわかるよ。

自分の家族が誰よりも大事だっていうのは。

だからって、アンナに元病院に戻り

悪魔が憑依すれば俺の家族が助かるんだっていう考え。

 

俺の周りさえよければ安泰。

アンナが悪魔を出したんだからお前がまた憑依され回収しろ

っていう考え。

よくもまあ、アンナも最終的には同意したこと。

だって鏡の部屋に入った時にゃ

特にベンに脅されてるわけじゃなかった。

「あなたの家族のためよ」って。

修道院で境涯が高くなったからなんでしょうかね。

 

ベンは当然の報いでオチがアレでよしよしです。

 

鏡ねぇ。

いろんなところに自分が映ったりしてるもんねえ。

家の中で自分が映るものすべてをどうにかせよ、となったら

ところかしこにあるわあるわ!

コップとかもダメじゃん。

スマホもダメじゃん。

 

鏡っていうアイデアは面白かった。

鏡の中に何かが、っていうのはいっぱい映画としてはあるけど

自分が鏡の前から立ち去った後も

中にいる自分はそのまんま映っていて悪さするという。

 

前半が楽しめる映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

Mirrors (字幕版)