22年目の告白 -私が殺人犯ですー

 

監督 入江悠

キャスト

藤原竜也…曾根崎雅人

伊藤英明…牧村航

仲村トオル…仙堂俊雄

 

 

こういうの好き。

が、ちょっと思ってたよりえぐかった。

でも集中するんで見終わった後、疲れがドッとくるわ。

 

冒頭のうじゃうじゃしたシーンから衝撃で

監督入江悠の文字すらホラーチックで、

身構えて見ちゃったじゃないか。

 

犯罪ものでも最近は

現実と虚構の世界が一緒くたになってきてて

たまにウソコの映画の話が本物っぽく思えてきたりする。

 

ホラーよりきしょいんだよね。

 

だって想像してみ。

愛する人が目の前で絞め殺されるって…

犯人は殺すのが楽しいんじゃなくて

愛する相手が死んでいくさまの絶望感を見たいがためだよ。

どんな顔して見てたんだろう私。

吐き気もよおすほどのえぐさだわ。

 

しかし藤原たっちゃん、演技うまいですね。

ステーキ食べてるシーンはなぜか夜神月に見えたww

 

22年前…この設定だと曾根崎は44歳。

どう見てもたっちゃんが44歳の人にみえなくって。

まあ伊藤さんもそうなんだがね。

仲村トオルが一番しっくりくる。

年齢設定では。

 

ただデビューから比べたらすごく演技上手になったとはいえ、

なぜか今回の仲村トオルは棒っぽくみえてしまったんだ。

 

 

 

 

時効廃止に目をつけて話を進めていくのは良かったです。

そこで、いざ、時効が過ぎたから

本を出す、催事をする、客を呼ぶ。

客が歓声あげたり、手を振ったり、サイン会?

これはいただけない。

どんなイケメンだろうと、ファンみたいのがつこうと、

時効によって罪がなくなろうと

メディアとか表舞台に立って騒ぐことしちゃならん。

そいつのせいで死んでしまった人がいるんだから。

っていうか、来る客がバカばっかりってことだな。

 

オリジナルがあったんですね。

だったらそっちも見たいかなーと思いますが

韓国映画って時に日本の映画より

えぐいシーンがあったりするから

オリジナルはどうなんでしょ。

ちょっと見るのためらったりして。

 

場面展開や、テンポとか、

見ている側が理解しないまま置いてけぼりとかなかったんで

真相も驚きながらの納得ストーリーでした。

 

偽犯人があんな中盤から登場してきて

実は違いました。

ここまで来て、じゃあ今から新しい真犯人が出演するのか?

と思ったんだけど

この時点で私は気づけないでいた…。

 

素直に曾根崎が運転してる段階で気づいた。

遅すぎた。

 

ラストのラストはどーであれ

うまく作りこまれた映画です。

やっぱり、たっちゃんの演技サイコー。

 

おまけですが、宇野祥平も地味に好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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