フード・インク

 

 

監督 ロバート・ケナー

 

 

ドキュメンタリー。

恐ろしい。

ホラー映画より恐ろしい。

たべながら見るのはお勧めしない。

 

フードインクというだけあって

そのものズバリな奴です。

それが、わかっていながら見て

不快に陥ってるとこ。

 

肉、大豆、安い食品。

遺伝子組み換え、コーン、

o157、労働者、糞尿、

警察、政治、大手食品工業、

なんだかもう見てると吐き気もよおしてくる。

 

アメリカの食品産業を切り込んだドキュでしたが

じゃあ日本は100%安全か?と言われると

怪しいところ。

そりゃアメリカよりマシですが

だからって全て国産の食品だけ食べてるわけではなし。

 

マクドも行くし、外食もするし

どれだけの輸入されたものを知りながら

体に良くないと知りながら食べてるかってゆーの。

 

でもそうなんだよ。

この映画の車でバーガーがっついてる家族が言ってた。

ブロッコリー買うより、バーガーの方が安いんだよ。

考えてみたらずいぶんおかしな話だ。

野菜よりお菓子の方が安いんだよ。

うん、やっぱりおかしいよ。

 

有機野菜を買いたくても

高すぎて毎度は買えない。

食事は毎回とらなきゃならないし、

やっぱり安いものに手が伸びてしまう。

高給取り以外は「体にいいもの」をいつも摂取できん。

 

とすると

私が食べてるのは食品ではなく、

牛と同じコーンばっかの餌を食べてるんでしょうか。

牧草餌を食べさせてもらえない牛と一緒。

 

 

はい、この映画約は約10年前の作品です。

最後の方でモンサント社があくどいことしてました。

が、今は買収吸収され、消滅しました。

ツケがまわったのか。

 

モンサントにまつわる

「不自然な食べ物」っていうDVDを見つけたんで

興味湧きました。

ホントにひどいな、モンサント

 

この「食」に関連してですが

モンサントではなく

今回騒動の新型コロナ。

原因がどこまではっきりしてるのか…だけど

野生動物を取引してたとか。

感染源はそこから?

これも大問題です。

 

安全な「食」。

見直していかなければ、と思います。

 

 

 

 

 

 

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