空気人形

 

 

監督 是枝裕和

キャスト

ぺ・ドゥナ…空気人形

ARATA…レンタル店の従業員

岩松了…レンタル店の店長

 

 

ぺ・ドゥナが見たくなって探してたら

この映画を発見。

なんだろう、空気人形って。

ファンタジーな話なのかな?

と思い、見ていったら

空気人形=ダッチワイフのことでした。

ジャンジャン。

 

なんてキレイな言葉の響きなんだ、空気人形って。

ぺ・ドゥナの清らかな雰囲気にピッタリだ!

と思ってたのに

なんだか裏切られた気分。

 

と思いきや、意外と好演してたぺ・ドゥナ

見続けていくととんでもなくハマリ役。

 

体つきが妖艶ではないぺ・ドゥナ

オッパイ出してもいやらしさを感じない。

本当にお人形さんのようなボディ。

これはけなしてるわけじゃなく、

この話にとても合っているぺ・ドゥナの体型。

 

ああ、でも私ってばダッチワイフって

じかに見たことないんだ。

最初の方で板尾が風呂場で長い何かを洗ってる時にゃ

なんだ?と思った。

理解はできたけど、あれって構造はどうなってるんだろう。

 

途中でレンタル店の店長にされまくってしまったぺ・ドゥナ

自ら何かを引っ張って洗ってたシーンもあったが

やっぱりなんだかよくわからない。

あの中にブツを入れるのかな?

灯油を入れるポンプみたいなやつだよね。

 

人形が心をもって動き出す。

ファンタジーなんだけど、視点が定まらない。

 

普通、人形が人間に変化し動き出したら

ビックリおっかなくって、おののく。

でも板尾は驚いてはいたけど、

それは新しい空気人形を買って、ぺ・ドゥナ人形に見つかってしまったから。

決してぺ・ドゥナ人形が喋ったり動き出したからではない。

 

レンタル店の店長は

最初っからぺ・ドゥナ人形を人間扱いしてた。

犯してる時もきっと女性としての感覚で行為をしてたはず。

 

ARATAも空気が抜けてショボボボボってなったぺ・ドゥナを見て

初めて人形だと理解した。

がしかし、特別驚いてるわけではないし。

一体、どういう視点で見たらいいねん。

 

面白かったのがARATAぺ・ドゥナにお願いしたとこ。

望みはそれかい!!

切なかったのがARATAが燃えないゴミとして袋に詰められてたとこ。

ぺ・ドゥナ人形は人形職人との会話で学習したんだね。

 

一番驚いたのが

是枝さんが監督してたってこと。

あ、こういうのも作るんですかって感じ。

 

板尾、ごめん。

彼の人形とのいとなみシーン、きしょかったわー。

生理的に受け付けなかったわー。

 

 

 

空気人形