6才のボクが、大人になるまで

 

 

監督 リチャード・リンクレイター

キャスト 

エラー・コルトレ―ン…メイソン

パトリシア・アークエット…メイソン母

イーサン・ホーク…メイソン父

 

 

この映画、試みはすごいよ。

キャストを変えることなく、

12年間同じ人を使い、撮影したんだもの。

 

主人公の子は当時子役だったから

見事青年に成長したし、

パトリシアやイーサンも年取って行ってるのがわかる。

 

要所要所で大きくなっていってるメイソンを見てると

スタッフやクルーの面々も大変だったろうなって。

 

でもそれだけなんだよな。

さして盛り上がりもないし、ごく普通の子供の成長物語。

これは見る側がこの家庭の物語に一緒に入っていけるかどうかで。

私は入っていけなかったからなんともだ。

 

アメリカ家庭のよくある出来事?

両親が離婚して、その親たちがそれぞれのパートナーをまた見つける。

なぜか別れた両親やパートナーは集結して家に集まる。

日本じゃそうそうない出来事。

 

二度三度、仮に離婚結婚を円満に繰り返したら

どんだけのファミリーになってしまうんだか。

そこには祖父母や父親のパートナーまでいたりするんだから。

 

メイソンはそれでも素直に成長していった方。

親思いだし、二週間に一度父親とも会ってるし。

ひどい反抗期もなかったしね。

母親が二度も結婚してるのによくぐれなかったもんだ。

でも一人の人間としてのティーンエージャー期が

私には一番つまんない時期だったりする。

少年期か、大学行ってからのメイソンには興味持てた。

 

メイソンが大学行くために家を出ようとしたその時、

母の感情があふれ出るシーンがある。

気持ちはわからなくはないが、なんだか自己中に思えた。

 

確かに子供たちが巣立つときはさみしいものだ。

あっという間だとも思うし、

このモヤッとした気持ちって子供にはわからないだろうし。

 

でもメイソン母のセリフで

「あとは葬式だけよ!」みたいな感情爆発シーン。

いやいや、そこはグッと抑えて笑顔で見送ってあげないと。

駄々っ子母ちゃんになってどうするんだ!

最後の最後に始末が悪い母になってしまった。

メイソンは大人だからあの号泣も受け入れただろうに。

ちょっと同じ母親として私は嫌だなー。

 

当たり前だろうが尺が3時間近くあった。

まあ3時間じゃ本来伝えきれないでしょうが

でもだからって、彼の人生の大きなウェーブがないため

真ん中辺は見るのに飽きてきたわ。

 

子供時代が一番かわいい。

母親もそう思うだろう。

大変で手がかかる子育て期。

が、思い返せば一番子供と密で接することができて

可愛い時代だったよなーって。

見る夢も子供が小さいときばっかだし(笑)

 

 

 

 

 

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