案山子

 

 

監督 鶴田法男

キャスト

野波麻帆…吉川かおる

柴咲コウ…宮守泉

田中要次…巡査

 

 

「おろち」を見たついでにもう一つ、

鶴田監督の作品「案山子」も見てみた。

 

やっぱりこっちも昭和っぽい設定。

画像もなーんかぼやけてて鮮明ではなくって。

わざとなのか?

それとも原作の伊藤潤二だから

そのようにして作ったのか。

 

冒頭から一貫して思ったんだけど

村とか人の動き方とか見てると

そのうち仮面ライダーのショッカーでも出てきそうな。

ホント昭和から脱してない。

 

しかも、怖くない。

チープ極まりない。

案山子なんでしかたないのか?

 

それにしても鶴田監督はそこまで年齢いってないのに

なんでこんな年寄りくさい映画を作るんだろう。

この作品って2001年。

監督はそのころまだ40歳だっちゅうーのに。

 

さて、案山子。

案山子お化けが柴咲コウ

ああ、もったいない。

しかもあまり出番がないコウちゃん。

 

村人役はもしかすると

本当の村の皆さんなんでしょうか。

エキストラ?

誰も何も華もない。

 

外人さんのサリー役の人も

つたない日本語。

んー素人さんなのか?

もう苦笑するしかないし。

 

出演者もごくわずか。

村だから人も多くない。

化け物はコウちゃんだけ。

案山子は藁でできているようだし

本当に低予算でやったんだと思う。

 

途中、あまりのチープさに

何回ため息が出てきただろう。

出演者が可哀想に思えてきた。

 

原崎さんだけ一生懸命、

昭和のドラマのような映画を演じてたような気がする。

 

たぶんもう鶴田監督の映画は見ないかもしれない。

 

批判をもう一点。

鶴田監督はホラー映画が好きみたいだけど

きっとこのジャンルの映画は合ってないと思う。

 

 

 

 

案山子~KAKASHI~