マリと子犬の物語

 

 

監督 猪俣隆一

キャスト

船越英一郎…石川優一

佐々木麻緒…彩

広田亮平…亮太

 

 

マリっていう女の子がいて

子犬といろいろするのかなー

じゃなくって!

マリは犬。子犬はマリの子。

 

新潟中越地震

実際に山古志村で起きた犬の頑張りを

少しだけ脚色して作った映画です。

 

これはダメだ。

地震が起きてからずっと泣きっぱなしだった。

犬が映るたびにボロボロ泣くわ。

その後、最後まで泣いてたわ。

 

マリを演じたイチっていう柴犬すごいな。

なんでこんなに人が泣ける演技ができるんだろ。

トレーナーさん、すごいな。

 

あと映画でよく見かける主役の女の子。

(もうすでに大きくなっておられて子役じゃないですが)

この子の演技も素晴らしいわ。

ヘリで連れてかれて

マリたち犬が置いてかれる泣きのシーン。

この子の泣きに一緒に泣いてしまった。

演技だ、映画だ、とわかっていてもどんどん泣ける。

 

動物が出る映画では

いつも横にうちの猫がいて、撫でながら見てる。

これもそうで、変わらず撫でながら見てた。

実話だし、いつ実際に同じことが起こってもおかしくない。

その時、自分だったらどうするか?

想像しながらも見てたので余計に想いが強くなる。

 

今こうしてコロナで世界中が大変な思いをしてる。

地震はある日突然に襲ってきて

日常がひっくり返る。

家までもなくなることも起きるので

寝床、食べ物、仕事などすべてがなくなる。

いろいろなものの別れも起こる。

 

ちょっとこのブログを書いてるのはタイムラグあるけれど

暇だからとか、パチンコ行く人や、子供がストレスおこしてるとかで

外出してる人。

なんなんですか?

地震のように、ある日突然すべてがなくなったら

今以上のストレスがかかるし

暇とかパチとか言ってられない状況になるんだよ。

今は「自粛」で事は最小限に食い止められるし

家だってなくならない。

人と接触しなけりゃ命は助かるのに。

 

どうしても今の時期は

比べて見てしまうので仕方ないのですが

「命」があれば何でもできます。

 

地震時のシーンはまさに身震いしました。

 

 

 

 

 

マリと子犬の物語