監督 ピーター・スピエリッグ
キャスト
ヘレン・ミレン…サラ・ウィンチェスター
ジェイソン・クラーク…エリック
サラ・スヌーク…マリオン
映画自体、たいそう怖いものではなかったけど
中身は実に興味深い。
実話だしね。
霊がどうのというよりは
奇妙な家の造りがゾワッとくる。
なんせ元々、8部屋しかない家だったのに
最後には160部屋まで造ってしまうんだぞ。
しかも構造が不思議で、
階段上ってったら行きつく先は天井。
ドア開けたら壁のドア。
クローゼット開けたら奥が別の部屋。
映画にもこれ、なってるよ。
たぶん映画を見るより
実際の資料を見た方が好奇心湧くのかもしれません。
映画は前半こそ
爆音でビクッとさせたり、
霊が出たとたん効果音も一緒に鳴り
ビクンビクンのオンパレードでしたが
後半、悪さする霊がわかってからは
特に怖がることはありませんでした。
「恐怖は頭が支配されるから」
ってセリフでもあったように
わからないから
不安がったり恐怖に怯えてみたりだけど
事実がわかってからは
恐怖心は薄れるもんなのかね。
もちろん恐怖心はあるけれど
次に「勇気」が頭から湧き出てくるからかな。
ヘレンミレンはこういう役でも
まあまあいいんですが
やっぱり高貴な役の方が好き。
それか、もっと不気味チックな役(笑)
このウィンチェスター役も立派に高貴ですがね。
もっと凛としてて、しゃきっとした役が好き。
医師のオッサンが最初の方に
アヘン水を舐めてたんです。
今もあるのか
見たことも触ったこともないんだけど
舐めるとどうなっちゃうんでしょうか?
蜜の味?
気になりました。